22期生の杵渕です。
先日「生成AIパスポート」なる資格の試験を受けました。
一般社団法人生成AI活用普及協会が、急速に発展する生成AI技術に対して正しく活用するスキルの普及を目指して設立した資格です。
当資格のホームページでは以下のように説明されています。
『生成AIパスポート試験はAIに関する基礎知識、生成AIの簡易的な活用スキルの可視化をするための資格制度です。AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個人情報保護、著作権侵害、商用利用可否といった注意点などを学ぶことができます。』
試験は第一回。資格試験の初回を受けるのは初めてだったのでそれも面白いなと思い、挑戦することにしました。やはり苦労しました。協会が販売する公式テキストのみで問題集もありません。合格基準もありません。初回ということは当然過去問は存在せず、頻出問題はおろか難易度すらわかりません。重要論点がわからず、公式テキストの太字部分をただひたすら丸暗記することに。
主催者も勝手がわからないのでしょう。公式テキストはネット販売なのですが、専用の購入ページに不具合がみつかり、試験日が9月から10月に1カ月延期になりました。
試験はIBT方式で、自宅のパソコンから受けました。
IBT方式かつ問題は選択式だったので即日結果がわかるかと思いきや、2カ月後に発表とのこと。これも受験者の知識レベルが未知数であるため、試験後に合格者数や率をコントロールするためでしょうか。第一回なので合格発表までの期間を十分にとるのは仕方のないことでしょう。
最後に、私が最近よく画像生成に使用しているツールの話をします。
「Bing Image Creator」が便利でよく画像を作ってもらっています。検索エンジンBingのチャットにプロンプトを書けば数秒から1分程度で画像が生成されます。それほど難しい注文でなければそこそこいい画像を提供してくれます。商用利用には制限がありますが、まだ使ったことがない方はめちゃくちゃ簡単にできるので試してみてください。
「中小企業診断士のイメージ画像を生成して」とお願いしました。下記のように不気味な仕上がりの画像が作られてしまうことはたまにあります。小さいお子様がいるご家庭は閲覧注意でお願いします。(笑)
ちょうどブログを書き終えた翌日に合格通知のメールが。それから1週間後に合格証がネットにめでたくアップされました。
佐野さんのブログに、web解析士を取得したときの反応が、努力の量にも関わらず大きかったとあったので楽しみです。