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■釣り その1

2014-08-16 21:16:42 | 14期生のブログリレー

第14期生の高橋裕司です。

私は、主に東京湾や相模湾、千葉外房でのルアーフィッシング(本物のエサを使用しない疑似餌釣り)を中心とした舟釣りを趣味としているのですが、今回から数回に渡ってこの「釣り」について書いてみたいと思います。

まずは私個人の釣りとの関係から。


そもそも私と釣りとの出会いは、地元愛知県にいたころ、1970年代後半に小学校に上がったころに通った近所の天王川公園でのフナ釣りでした。
当時は釣れる釣れない関係なしに、糸を垂れていること自体が楽しくて、日が暮れるまで釣りしていたことを覚えています。
(当時、「釣りキチ三平」という漫画が流行ってました。)

その後、ブラックバスのルアーフィッシングに興味を持ち、近所のこじんまりとした釣具屋さんに足繁く通って、「ABU(アブ)」というスウェーデンのメーカーの「アンバサダー」というリールに思い焦がれる日々を過ごしていました。
(当時で3万円とか5万円とかしてたと思います。中学3年の頃、念願かなってお年玉を貯めて買いました。)

そして高校に入ったころ、1980年代後半のバブル華やかかりし頃には釣りよりも楽しいことが目白押しとなり(笑)、30代の2000年代になるまでしばらく釣りから遠ざかっていました。

2000年代に入って、一時期のブラックバスブーム(ブラックバスバブル)が沈静化したころ、ふたたび釣りを再開することとなりました。当初はブラックバスを釣りに秋田県や茨城県まで行ったりしていたのですが、2005年にブラックバスが特定外来生物に指定されて一部の湖を除き再放流禁止となったこともあって、ここ何年かは海釣りに完全にシフトしています。


と、ここまで私自身の「釣り」との関係を述べてきましたが、純粋に「釣りは楽しい!」です。
自然が相手であるということで思うように釣れない日もありますが、魚のいる水深(「棚(たな)」といいます。)を狙って、大きく竿を振ったり、小刻みに竿を振ったりしてその日のヒットパターンを探りながら魚を誘い、釣り上げる。良い群れに当たるとそれこそ入れ食い、クーラーボックスに入りきらないくらい釣れたり。
また、釣った魚はその場で締めて、持ち帰って捌いて食べる。新鮮な魚を食すときは、まさに釣り人の特権、至福の時です。

一個人としては「自然とのふれあい」が「こころの安らぎ」をもたらしてくれたり、新鮮な魚を食べるといった楽しみをもたらしてくれたりするのですが、一方で「釣り業界」というレジャー産業の経済活動であったりもします。遊漁船や釣り道具業界など、それらの営みはそこに関係する人々の生活そのものであり、特に遊漁船などはその多くが個人経営であることもあり、釣り業界の盛衰は存亡に直結しています。

釣り人口は900万人とも1000万人とも言われ、「釣り」はごく身近なレジャーとして親しまれていますが、釣り業界自体、景気動向や震災の影響を受けて衰退一途とも言われています。次回はこの辺りをもう少し考察してみます。

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今日のヒノログ ~私に染み込んだ習慣~

2014-08-14 22:40:37 | 14期生のブログリレー

いやぁー今日はですね、通訳案内士の試験勉強を朝っぱらから頑張ってたんですけど、

久々に高校時代の部活仲間からメールを貰いまして。

その友人曰く「今日でバスケ部を引退して11年!これからも宜しく~。」との事。

   

 

そうか…今日って部活の引退日か。。

暑い夏、体育館の独特の匂い、バッシュのスキール音、そして鬼厳しい練習…(思い出すだけで嫌な汗をかいてきた。。)

どれもコレも昨日の事の様に思い出せる訳ですが、今回の日野ブログ(略してヒノログ)は、

勝手に引退11周年を祝してですね、高校時代の軍隊並みに厳しかった(?)部活動から得た、

私の習慣について書かせて頂きたいと思います。

今回のブログのプレゼンターは14期生の日野 卓郎です。

どうぞ宜しくお願い致します!

  

   

早速ですが、皆さんの部活はどうでしたか?結構厳しかったですか??

私が高校3年間 所属していたバスケットボール部は、先輩への挨拶など当たり前の礼儀作法に加えて、

色々と独自ルールが多かったんですよ。

ざっと一例を挙げますと、

  

   

・ファストフード禁止

・炭酸飲料禁止

・スイーツ禁止(←スイーツ大好きな僕にはキツかったぁ~コレ・泣)

・学ランのボタンは一番上までしっかり留める

・文化祭の出席禁止

・体育祭の運営&雑用係は必須

・エレベーター&エスカレーターは使わない(代わりに階段を使う)

・集合場所へは最低45分前に来る(=45分前行動)

   

    

まぁこんな感じで色々と出てくる訳ですが、中には客観的に見て理不尽というか…ちょっとコレ変じゃない?

と思われるようなルールもありまして、他の部に所属する友人からよく心配されたものです。

そして!今回 私がお話したいのは最後のルールについて。

「45分前行動」のルールについてです。

   

    

結論から申し上げて、私は唯一(笑) このルールだけにはとても感謝しています。

というのも、今まで遅刻をした事がない…というのは言い過ぎですが、

時間を大切にする習慣を無意識のうちに心掛ける様になりました。

簡単に習慣の例を挙げますと、

  

    

・遅刻は絶対にNG(=時間に関して相手に迷惑を掛けない)

・少なくとも10分前には集合場所へ到着(状況によりけりだけど)

・万が一、トラブル等で遅れそうな場合は即座に事前連絡をする

* 相手が遅刻するのはOK。自分が遅刻して迷惑を掛けるのが嫌なのです

   

    

…といった様な姿勢を無意識で(=当たり前に)心掛ける様になりました。

とりわけ、場合によっては時間がお金よりも貴重と言われる社会人生活において、

多くの人にとって時間に対する意識というのは、学生の頃より現在(=社会人)の方が高いと思います。

しかし、何か物事を習慣化するというのは、私の場合なかなか時間や労力を要するもので(=覚えが悪いだけですが)、

学生のうちから時間厳守の意識を身体に染み込ませる事が出来た事は、

今の私にとても財産になっているんじゃないかと思うのです。

   

    

あんな理不尽だらけで部活仲間と文句ばかり垂れてたルールも、決してムダでは無かったんだなと、

高校時代の友人から貰ったメールを読んで思いました。

これからも時間に対する意識を高く持って、毎日を楽しく過ごそうと思った1日でした。

    

       

えー因みにコレは余談になりますが、先に挙げた「客観的に見て理不尽で変なルール」を部員が守る事は、

単純に部員への拷問ではなくて(笑)、チームとしての戦略的な狙いがあるのです。

まず、特殊・特定のルールを部員全員が守る事で、

何と言うか…ちょっと周りから変な目で見られるんですよね(笑)

言い方を換えると、世間から隔離される(=見えない壁が出来る)とでも言えるでしょうか。

その結果、世間から隔離された部員達の身内意識が高まるというか、要は絆が深まるんですよね。

「オレ達は頑張って変なルールを守ってるんだ!運命共同体だ!!(狂)」みたいな(笑)

最終的に、部員の団結力が増してチームとしての強さが増すと。

    

     

部活の監督は事ある毎に「求心力」という言葉を使っていたんですが、

なるほど。コレが狙いか!と……引退してから気付きました(笑)

現役中に気が付けたらインターハイ行けたかも?と皮算用をしてみたりしますが、

何事も思った通りに行かないからこその人生なのですね、うむ。

    

以上、最後まで読んで頂き感謝です!どうもありがとうございました☆

     

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妖怪ウォッチ2のソフトが当たった話

2014-08-14 11:57:01 | 14期生のブログリレー

皆さん、こんにちは、富岡です。

 

ほかのことを書こうと思っていたのですが、たまたま今日我が家にとって

感動的なことがあったのでそれを書きます。

 

妖怪ウォッチというアニメ、ゲームが子どもの間で大流行していることは

ご存知ですか?とにかくすごいブームです。新製品が出るとお店には

長蛇の列ができ、すぐに完売という状況です。

 

先日、妖怪ウォッチ2というゲームソフトが発売されました。

うちの子どもは小学2年生で、妖怪ウォッチに夢中です。

当然この新製品も欲しがりましたが、ゲーム機と妖怪ウォッチの最初の

ソフトを買い与えたばかりだったので、まだがまんさせていました。

 

そして、今日、あるところから宅急便が届きました。

開けてみると、なんと中には、妖怪ウォッチ2のゲームソフトが!

そういえば、2ヶ月ほど前、子どもの雑誌の賞品企画に応募していたのでした。

まさかそれが当たるとは・・・!

 

親子ともども大喜びです。がまんさせといて良かった。

さっそく、雑誌の編集部にお礼のメールを送りました。

 

この話から皆さんが得ることは特にないとは思いますが、今私自身は、非常に

幸せな気分なので、この喜びを誰かに伝えたくて書いてしまいました。

 

富岡 淳

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空白の戦場

2014-08-13 07:01:50 | 14期生のブログリレー

こんにちは、14期生の加藤敏幸です。

本日は、第3周目のブログリレーになります。

最後までお付き合いいただければ、幸いです。

 

 

本日は、2014年6月4日付け日経MJ(15面)より、「江崎グリコ」を取り上げます。

 

■江崎グリコの自動販売機専用アイスクリーム「セブンティーンアイス」は、「17歳に17種類のアイスクリーム」をコンセプトとして、1985年に本格的に販売を始めた。現在は約2万台を展開し、年間売上高は100億円。「パピコ」「ジャイアントコーン」と並ぶグリコの主力アイスブランドに成長した。

 

■自販機は価格競争に巻き込まれにくく利益率も高いことから、ロッテアイスやハーゲンダッツジャパンなどもアイス自販機を展開している。このように競合ひしめくなか、グリコは同分野で約7割のシェアを誇る。

 

少し、マクロ的な見方を。

アイスクリームの市場規模って、どれくらいなのでしょうね。

 

日本アイスクリーム協会

https://www.icecream.or.jp/data/type.html

 

によりますと、2012年度で4,181億円です。2003年度が3,322億円ですから、かなり伸びている戦場といえます。ただし、この数字は恐らく出荷ベースでしょうから、小売ベースで考えるともう少し数字が膨らみそうです。

 

確かに、大きな市場規模です。でも、結局のところ、

 

・金曜日の夜、家で「今週お疲れ様」と自分へのご褒美に

・休日の昼下がり、家族みんなでおやつに

・スポーツジムの帰りに、コンビニで買って歩きながら

・部活の帰りに、仲間とワイワイかじりながら

 

という感じで、様々な人の様々なTPOの積み重ねの結果が、「4,000億円市場」になっているのでしょうね。

 

そこで、「様々な人の様々なTPOの積み重ね」を認識していたグリコは、アイスを食べる新しい「売り場」を提案して新しい「TPO」を実現するために「セブンティーンアイス」の拡販を行ったのではないでしょうか。結果、お客様に受け入れられて売上100億円ですから、大成功ですよね。

 

同様の考え方で「新しいTPO」を実現したのが、ドミノ・ピザです。

 

http://www.dominos.jp/smartphone/index.html

 

お花見をしている場所までピザを届ける、という「お花見ピザ」です。これも新しい「売り場」を提案して新しい「TPO」を実現した例になります。

 

よく、「競合のいない空白の戦場を探せ」と言われます。最近はあまり聞かなくなりましたが、「ブルーオーシャン」ってやつですね。でも、いざ探そうとすると、極めて難しいです。

 

でも、

 

・お客様のニーズは存在する

・そこに「売り場」(商品・サービスの入手手段)が存在しない

 

というとき、それは「空白の戦場」になりそうです。「欲しいんだけど、買えない」という状況のときに「空白の戦場」が存在する、ということです。

 

セブンティーンアイスの自販機は、そのような「空白の戦場」も狙っていたのかもしれません。今となっては評論家的に何とでも言えますが、当時は相当考えられたのでしょうね。すごい、の一言です。

 

グリコのWebサイトによれば、自販機を設置している場所(「セブンティーンスポット」というそうです)は、このような場所らしいです。

 

http://www.glico.co.jp/ice/17ice/17spot.html

 

・スーパー銭湯

・ゲームセンター

・スイミングスクール

・ボウリング場

・高速サービスエリア

・公共スポーツ施設

・遊園地

 

「喉が渇いた。アイス食べたい。でも近くに店はない。」という状況では、「他の選択肢」(=競合)がないわけですから、「ここにある自販機で買おうか」、となりますよね。

 

「ニーズはあるのに売り場が無い」という「空白の戦場」、そこには大きなチャンスがありそうです。そのようなことを瞬時に判断して経営者に助言できる経営コンサルタントを目指したいものです。

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居酒屋を選ぶ基準は?

2014-08-12 10:02:22 | 14期生のブログリレー

 

こんにちは、14期生 増田雅好です。

お盆をふるさとでのんびりされている方も多いと思いますが、皆さまに質問です。

 

居酒屋を選ぶ時、何を基準にしていますか?

「安い?」「美味しい?」「楽しい?」「日本酒の銘柄が豊富?」

リピート率が65~80%の居酒屋があるとしたら行ってみたいと思いませんか?

 

横浜で2006年から毎年開催されている居酒屋甲子園というイベントがあります。

居酒屋甲子園 http://izako.org/mces/index/00001

 

これは、『居酒屋から日本を元気にしたい』という思い持つ、全国の同志より開催された外食産業会に働く人が最高に輝ける場を提供する大会です。

外食産業で働く人が夢や誇りを持てる大会にすることを目指し、全国から覆面調査ランキングで上位になった店が思いや取り組みを発表します。

決勝戦を観覧しに行ったことがありますが、そのエネルギーには圧倒され、度胆をぬかれました。

 

この居酒屋甲子園で優勝した会社の人事担当の方と話をする機会があり、このエネルギーの源は何なのか興味深くお聞きしました。

 

この店は、アルバイトがスゴイ。お客様を喜ばせるためなら『なんでもあり』なのです。 リッツカールトンのクレド的な・・・?。

また、300名のお客様の名前を覚えていて、前回食べたメニューをデータ化し今日のメニューを提案するというアルバイトもいるそうです。

また、目標数字はないけれどアルバイトにも年度経営計画が渡され、月度、週、日の自分の行動計画に落とし込まれているので課題は何か明確になっているとか。

 

聞いているとやらされ感がありそうですが、アルバイトは楽しんでやっていようです。しかも、この人手不足の折、アルバイトはしっかり充足し、離職率は低い。

こんな居酒屋だから、お客様は喜んでやってくる。

従業員満足度の高い会社は、顧客満足度も高まる。結果、付加価値が高まり利益が高くなる好循環を生む。

うまく行っている会社は、強い。

 

一方では、外食産業では時給を高くしても人員が集まらず、その結果長時間労働を強いる「ブラック企業」と言われる会社や夢ややりがいをぶら下げて若年者雇用層を搾取すると批判を浴びる企業もあり、企業の姿勢が問われています。

昨今は、年収や肩書より自分の生活を重視する層が増加し、価値も多様化しています。

外食産業の長時間労働且つ、低賃金。改善は当然必要。しかし、賃金だけにとらわれず承認欲求が満たされモチベーションを高めて仕事が出来る仕組みは、今後も色々な企業に求められることでしょう。

 

今までは、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」32年間1位の加賀屋のような高級店ゆえに上質のサービスを提供するために工夫をこらしてきましたが、地方都市にある通常価格帯の居酒屋が顧客を喜ばせることに知恵を絞り上質なサービスを提供する時代に変化してきている。

 外部からは外食産業で「夢ややりがい」をちらつかせ働かせることに賛否両論ありますが、価値観があう仲間と楽しく働く「従業員満足」とそれによる「顧客満足」が融合し、会社の利益が高まる。そして、会社はその利益を従業員がチャレンジしたいワクワクする新たなステージを用意し、上昇気流にのる仕組みを考える。

 夢や利益を追求するのではなく、働く人がやりたいアイディアを提案し会社を動かす。

楽しく働くために利益を追求するという新たなスタイルを求める会社だと感じました。

 

聞くだけではなくファクトファインディング!

8月末、アルバイトの育成が上手でリピート率が65~80%の秘密の理由を地方都市にあるその店に行って確かめてきます。

 

駄文となりましたが、最後までお読みいただき有難うございました。

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