東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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朗読で学んだこと

2014-10-21 11:53:05 | 塾長からのメッセージ

こんにちは。塾長の鴨志田です。

年が明けたら、講師としていらしてくださる宮崎絢子先生の㈱彩声が主催する朗読コンサートが19日にありました。

今回は、朗読で学んだことを、少し、綴ってみます。


~・~ 朗読で学んだこと ~・~

朗読コンサートにおいて、私の使命は、他の人のパートを受けて、次の人につないでいくこと。

そのためには

・前の人がどんな内容を語っているのか?

・そしてどんな「音程やトーン」というバトンを自分につないでいるのか?

・どのぐらいの距離感でバトンを渡そうとしているのか?

・そして、次の人は、どんな気持ちで待っているのか?

 

ただ、自分のパートを正確に読めればよいのではない。

どのように発声をして、どのように語ることが求められているのかを常に考えなければならない。だから、常に、全体の空気を読む必要がある。

 

ここのサイトは、ブログリレーという形で、人から人にたすきをつないでいっている。

そして、企業の診断では、グループというチームで企業様と向き合っている。

そして、それぞれの場で自分の想いを伝えていく。

自分のことだけを考えていたのでは、みんなバラバラ。

これは、仕事だけでなく、家族にも、友達付き合いにもみんな共通するもの。

 

私自身の仕事のピークと稽古が重なり、さらにそこに骨折というアクシデントもあり、私にとって、ちょっびり、いや、結構大変な状況で臨んだ朗読コンサート。

でも、自分自身と向き合い、そして人と人の絆はどうやって作られていくのか、生きていく上で、そして仕事をしていく上で、大切なものを沢山いただいたとても濃い時間だった。

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背中を押して欲しいのです。

2014-10-20 14:04:05 | 14期生のブログリレー

こんにちは、14期生の加藤敏幸です。

本日は、第5周目のブログリレーになります。

最後までお付き合いいただければ、幸いです。

 

 

本日は、2014年7月18日付け日経MJ(9面)より、「花王」を取り上げます。

 

■60~70代をターゲットにして、日用品の新たな売り方を小売業や生協などに提案する「むすめのススメ」。陳列棚の中央に置く「棚間情報ボード」が主要な販促物で、母と娘の会話形式でシニアに響くメッセージを届けて購入を促す。

 

■先行しヘアケア「セグレタ」で試したCFSコーポレーションの「ハックドラッグ」では、消費増税後の4月中旬からの1ヵ月間で60代以上の購入者数が前年同月比15%増、全世代でも9%増。

 

■コープさっぽろ(札幌市)も「クイックルワイパー 伸び縮み」で3月末から4月第1週のカタログで試し、買い上げ個数が13年12月比で60代以上は14倍、全世代も6倍。

 

 

60代後半ともなると、ほとんどの人(ITを使いこなすアクティブシニアは別ですが)は、情報取得手段がテレビや雑誌などの広告に限られます。その結果、新商品を買う勇気が出ず、「一度気に入ったブランドの日用品を選び続ける」傾向にあります。一方、「新商品を試したいという意欲」はあるのでしょうが、「試したいけど怖い」というジレンマにも陥っているはずです。

 

そんな時、男性であれば「息子」が頼りになりますよね。新しいIT関連機器、自動車、家電製品などについて、「お父さん、これ便利だよ」、と教えれば、本人もチャレンジしてみようという気になるでしょう。

 

主婦の関心の高い日用品については、娘がよく知っていますし頼りになりますよね。そこで花王は、「娘が母親に教える」、というスタイルで日用品の売り場を作ることにしたのでしょう。「むすめのススメ」というキャッチコピーも、消費者の警戒心を緩める効果がありそうです。施策といいキャッチコピーといい、さすが花王。秀逸だと思います。

 

よく「ターゲットは誰か」、については十分すぎるくらいに吟味を重ねて結論を出します。でも、「ターゲットは誰の薦めに弱いか」、ってなかなか考えませんよね。今回取り上げた事例は、ターゲットに意見を述べるキーマンを定めて、キーマンがターゲットに薦めたくなる情報を提供すると販売につながることを実証できた好例である、と思います。

 

「ターゲットの背中を押すキーマンにもしっかり情報提供しましょうね」、と助言できる経営コンサルタントを目指したいものです。

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74日をどう捉えるか

2014-10-19 18:10:26 | 14期生のブログリレー

平川です。

早いもので、周りの木々を見渡すと、うっすら紅葉が始まっていますね。

今年もあと3か月を切りました。

そこで、改めて自分が年初にたてた目標を見直してみたところ、驚くべき事実が発覚しました。

 

それは、次の2点です。

1.現在行っている仕事の8割は、年初の目標ではなく、年中のご縁によること。

2.とはいえ、年初の目標のほとんどは達成もしくは現在進行中で未着手のものはないこと。

 

前者は、改めて診断士という資格を媒体としてご縁させていただいた方々との、とてつもない広がり方にただただ驚くばかりです。

昨年合格した当初、こうしてプロコン塾に入ることすら想像できていませんでした(^^;

 

後者は、前者の関係もありますが、自分自身がすべてを達成するためにスピードアップを図り、挑戦してきたことを表していました。

(もともとの目標設定が低いだけかもしれませんが…)

 

このことを通して言いたいことは、「年初にたてる計画は無意味!」という極論ではありません。

年初に立てる計画こそ骨子であり、本質を見定めた内容であることが、ぶれることがない行動の根幹になります。

その上で、いかに環境に順応し、流されず、一つ一つ地に足つけて行動できるか、その「決断力」が問われると感じています。

 

今年もあと74日。

 

残された日々で、どれだけ深く素敵な出会いを重ねることができるか。

日々前進。日々挑戦。

 

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銭湯のマーケティング

2014-10-18 22:40:47 | 14期生のブログリレー

皆さんこんにちは。富岡です。

 

私の住む町、大田区は東京で一番銭湯が多いのです。

46箇所あります(うち1箇所は休業中)

私と小2の息子は銭湯が大好きで、二人で湯に行くのが

週末のささやかな楽しみです。

 

そんな折、「大田銭湯めぐり2014スタンプラリー」が

開催されることを知り、私と息子はこれにチャレンジする

ことにしました。大田区を4つの地区に分け、1地区選んで

その地区の銭湯をまわってスタンプをもらうという企画。

うちの近所はD地区。12箇所の銭湯をめぐりました。

 

まわってみてわかったことがあります。

ふだんわれわれが通う「久が原湯」が他の銭湯と比較して

圧倒的に優れていて、集客に成功しているということです。

 

久が原湯の成功要因は3つ。

1.設備投資:何年か前に大胆なリニューアルが行われたと

思われます。シャワーは稼働式(他の銭湯はほとんど固定)

銭湯内に大型のテレビが設置されている(大相撲のときなど

みんな観ている)、子供が喜びそうな駄菓子がフロントにおいて

ある、など。

2.温度管理:久が原湯は小さな子供をおそらく意識していて、

ぬるめです。ただ、べつに熱い風呂も用意されています。

温度管理は銭湯にとって最も重要なことかと思うのですが、

意外と無頓着なところが多いのです。別の銭湯でえっらく熱くて

とてもじゃないけど入れないところがあって、帰りがけに文句

言ったら、おばさんは「水でうすめていいです」と言う。しかし

ほかのお客さんの手前、勝手にうすめるのは気が引けるものです。

3.接客:スタンプラリーの用紙を出したとき、「まあ、ありがとう

ございます!」というようなコメントを言ったのは久が原湯と

もう一箇所だけ。ともに40代くらいの女性でした。ほかの銭湯は、

ただ無造作にスタンプを出して押しただけでした。

 

以上のような取り組みで、久が原湯は既存のお客+小さい子連れの若い

家族層を呼び込み、成功しています。

 

もはや内風呂率100%近い状況のなかで、大田区に46箇所も銭湯が

残っていることは奇跡に近く、良き文化としてぜひ残ってほしいと思って

います。今回もそのためのキャンペーンのはずなのに、当事者である銭湯側

のノリはイマイチだなーという印象でした。

 

久が原湯の成功要因3つのうち、設備投資は難しいとしても、温度管理と

接客は心がけひとつですぐできるもの。もっとがんばってほしいものです。

 

富岡 淳

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1年前の2次試験

2014-10-17 22:10:56 | 14期生のブログリレー
こんにちは。小笠原知広です。
 
来週の日曜日は、もう2次試験なんですね。
高橋さんのブログを見て、「もう1年経つんだぁ」としみじみと感じてしまいました。
 
さてそんなブログに触発されて、私自身の1年前の2次試験を振り返ってみたいと思います。
 
――受験勉強――
1次が終わり、「あれ?合格点に達している!!」と思ってからが2次の勉強の始まりでした。
私は某会社のweb配信を受講していたので、まずは過去に配信されていた導入講義に遡って視聴をしたのですが、
残念ながらいまいちピンと来ない。
ムリにテクニック云々を覚えるのではなく、とにもかくにも問題に慣れるということに重きをおくことにしました。
 
問題に慣れるために、1週間に1回分(事例I~Ⅳ)を解くということを繰り返し、
結果、8月2週から10月3週ぐらいまで、合計10回分ぐらいは解いたかと思います。
 
繰り返し解いていく中で、問題の分量であったり、質問の傾向、どんなテーマ設定なのかと言ったあたりを肌感覚で覚え、
与件文を読む時間であったり、質問1つあたりの回答時間などを感覚で身につけるようにしていました。
 
それをずっと繰り返していたのが、私の2次試験の勉強です。
 
 
――当日――
当日が雨だったことを覚えています(それも結構降っていました)。
 
私は、試験会場の近くにコンビニがあるだろうと思い、お昼ごはんも用意せずに、試験会場に向かいました。
ただ、ただ、、、残念ながら、オフィス街(竹橋)だったため、日曜日はコンビニがお休みという始末・・・。
おかげでお昼ご飯抜きで2次試験を受けた、というのが私の思い出です。苦笑。
 
さてさて、肝心の2次試験ですが、
事例Ⅰ、事例Ⅱは想定以上に解け、
事例Ⅲでやや詰まりながらも、まだまだ事例ⅠとⅡの貯金があると思い、
事例Ⅳで「200%定率法」なるものに遭遇し、"合格"という2文字が遠のいた記憶があります。
(結果的には合格をしたので、何よりでした!!)
 
というのが、私の1年前の2次試験なのでした。
 
 
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