東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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診断士登録

2015-03-26 22:48:11 | 14期生のブログリレー

14期松井です。

早いもので、診断士登録をしてからあっという間に2年がたとうとしています。

私はマンパワー出身なので、

ちょうど今くらいの時期に修了してから登録まで1か月ありませんでした。

4月に入って、2回ほど中小企業庁に電話して、

「いつ登録されるんだ」と催促したのが昨日のようです。

4月20日頃だという返答を聞き、

神田に官報を買いに行ったのもまるで昨日のようです。

自分の名前が官報に乗っているのを見て、

ようやく取得までの苦労が報われた気がしました。

診断士登録証を見て、「まるで銀行のキャッシュカード」だと思いました。

自称「にちぎんのキャッシュカード」です。

「払出伝票ならぬ補助金申請書」で

企業に代わって補助金を引き出す(お手伝い)仕事があるので、

当たらずとも遠からずといったところかもしれません。

皆さんは、診断士登録された時、どんな行動をとったのでしょうか。

私は官報は家宝!?として保存してあります。

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スマート・クリエイティブって誰のこと??

2015-03-25 08:43:32 | 講師亀田からのメッセージ

亀田です。

みなさんは「スマート・クリエイティブ」という言葉はご存知でしょうか。この言葉、多様で創造的な人材が豊富とされている「Google」社が活用する人材を表現した言葉です。

『How Google Works』というGoogleのイノベーションを起こし続ける仕組みを組織という目線で書かれている書籍で紹介されていました。

 

書籍の中では、「スマート・クリエイティブ」とは次のように紹介されています。

伝統的な知識労働者と、ここ十数年私たちが一緒に働いてきたGoogleのエンジニアをはじめとする優秀な人材を比べてみると、後者がまったく違うタイプの労働者であることがわかる。Googleの社員は特定の任務にしばられていない。会社の情報やコンピューティング能力に自由にアクセスできる。リスクテイクをいとわず、またそうしたリスクをともなう取り組みが失敗したとしても処罰や不利益を受けることはない。職務や組織構造に束縛されることはなく、むしろ自分のアイデアを実行に移すように奨励されている。納得できないことがあれば、黙ってはいない。退屈しやすく、しょっちゅう職務を変える。多才で、専門性とビジネススキルと創造力を併せ持っている。要するに、少なくとも従来の意味での知識労働者ではないのだ。私たちが「スマート・クリエイティブ」と呼ぶ新種で、インターネットの世紀での成功のカギを握る存在だ。

 

とあります。

まさに、これかれ時代に求められる人種なのでしょう。

ただし、実際には本当の意味で自由な裁量を環境として提供することのハードルは高く、「スマート・クリエイティブ」な人材が組織のなかでつぶれてしまっているケースもある気がします。

また、仮に環境が用意できたとしても、「スマート・クリエイティブ」は希有な人種となるため、必然的に採用コストは非常に高くなり、見合うだけの年収を提示できず、採用が難航する可能うも高いように思えます。

 

まずは、企業側が「スマート・クリエイティブ」を採用できる土壌にあるのが、スマート・クリエイティブな人に共感してもらえる企業のミッションやビジョンが提示できるか、などが重要になってくると思います。

その意味では、Googleだからこその人材の考え方なのかもしれません。

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働くのに大切なこと

2015-03-24 23:19:32 | 14期生のブログリレー

こんにちは。小笠原です。

昨日、会社の新入社員(2014年4月入社なのでそろそろ1年)と軽くお酒を飲みかわしていました。

社会に出て1年経った彼は、1年働いた今の状況を次のように言っていました。

・目の前のことを進めているだけで、面白みが感じられない
・仕事へのモチベーションが湧かない
・やりたい仕事が何かわからなくなってきた etc

「中二病」ではありませんが、1年目・2年目の若手社会人には、
この手の自分探し傾向を持つ人が多いと感じています。

自分探しをすること自体は悪いことではありませんが、
自分探しをする前に、目の前のことをしっかりとやりきって、成果を出して、
その中から楽しみ・喜びを見出していくことが大切だと考えています。

昨日は、このようなアドバイスをしました。

「目の前のことがたとえどんな作業事であっても、その作業の目的を考えてみることからはじめよう。
目的を考えることで、作業の進め方を効率的に変えられたり、その作業が別の業務とつながっていることが見えてくるから。
そうしたら、少しずつ仕事が楽しくなってくるよ」


私も、社会人になってもうすぐ10年です。
初心を忘れずに社会で活躍できる人になれるように精進したいと思います。

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ヨーロッパでのマーケティング

2015-03-23 14:15:47 | 14期生のブログリレー

14期生の長田真由美です。

ヨーロッパというマルチカントリー・マルチ言語・マルチ通貨の地域では、日本にはあまりないマーケティングの苦労がありました。

カルチャーが各国ごとに違い、ヨーロッパ全体でのキャンペーンが出来にくかったり。

例えば、イタリアの販社が立案したあるプロモーションには唖然。欧米では春のイースター(復活祭)の時期にはチョコレートのイースターエッグが出回ります。なんと、イタリアの販社はオーディオテープの5巻セットにイースターエッグチョコをバンドルしたのです。もう倉庫や輸送など、物流担当は大わらわ。割れたり溶けたり・・・  チョコレートを扱い慣れた食品会社でさえ取扱いの難しいのですから、いわんや電機メーカーの物流担当をや。

テープ5巻セットと言えば、各国で色や柄の好みが違うので、中のテープ5巻は全く同じでも外側のビニールパックのデザインだけは各国別にたくさんのバージョンを作らねばなりませんでした。オーディオテープの製品数は物凄い数にのぼり、販売計画・生産計画作成が大変でした。

あとはマルチ言語の問題。

ウェブサイトとコールセンターで欧州17カ国の消費者に製品を直販していたのですが、何ヶ国語でショッピングサイトを作るかが大問題でした。A4のカタログ作成でさえ、英語で作ってフランス語・ドイツ語に翻訳すると、文章の長さが1割、3割増しになり、ただの翻訳者では対応できませんでした。適切な分量の文章でパンチのある宣伝文句を入れ込めるネーティブの「コピーライター」を雇わねばならなかった。

でも、半年に1回作ればいいいカタログと違い、ショッピングサイトでは商品やプロモーション説明文を頻繁にアップデートするので、17ヶ国語でやるというのはとても無理でした。まずは英独仏語でショッピングサイトを始め、イタリア語・スペイン語を追加。他からも「僕の国の言語はないのか?」と文句が出る。でもスウェーデンのような北欧の大国さえ800万の人口しかいないので、北欧言語のサイトを作ってメンテし続けることはコスパ面で不可能でした。

EU(欧州連合)では加盟国が28カ国もありますから、通訳者だけで1万人がEUで働いているそうです。欧州においては、言語コストというのがバカになりません。

パソコンやデジカメに好きなメッセージや名前を刻印する刻印サービスを提供していたのですが、この立上げ時にも言語問題に悩まされました。ウェブサイトで顧客が入力したメッセージを、ウェブシステムからバックオフィスシステムに転送し、それを外部の倉庫業者のシステムに転送してそこの刻印マシンに入れ込み刻印するのですが、フランス語やドイツ語の特殊文字がシステム間で転送される間に文字化けしてしまったりして。また、本当は綴りが間違っていたら、刻印する前に発見して顧客に知らせて修正するのが理想なのですが、それだけ多言語だとチェックは不可能でした。

それにマルチ通貨の問題。

今は多くの国がユーロに統一されましたが、最初は全部異なる通貨で、税込価格の値付けも大変なら、税引価格のシステムへの設定も大変でした。イタリアリラと他の通貨では3ケタくらい違っていたので、ゼロを1個少なく入力してしまい、1/10の値段なのであっという間に注文が殺到して超安値で売り切れてしまったり、とか。

日本でももちろん地方別の嗜好の差異はあると思いますが、言語と通貨の問題なく、1億2000万人のマーケットに向けてマーケティングできる効率性は何物にも代えがたいと思います。

 

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日系製造業の会社紹介はもっと良くなる

2015-03-22 14:34:11 | 14期生のブログリレー

みなさんこんにちは。

14期生小野田直人です。

 先日の自己紹介でもお伝えしましたが、私は現在、電子機器関係のバイヤーの仕事を行っています。
先週も、中国華南地区(深セン、東莞、恵州、珠海)で9社の工場を視察して参りました。

 海外を含めた大手製造事業者との取引が多いのですが、日本国内の中小製造業社様とのお取引も少なくありません。特に大手メーカーに部材を供給されている事業者様は、資本金3億円以下もしくは従業員300名以下の中小企業も多くいらっしゃいます。

 日系の企業は、工場に訪問すると製品も生産技術も素晴らしいのですが、事業紹介、プレゼン資料を拝見した段階では「良さが伝わらない」という残念な例が散見されます。
 例えば、大手メーカーへの折角の納入実績、有名な製品への量産採用実績は、貴重なアピールポイントですが、こちらから質問するまでアピールされないことが多々あります。守秘義務に配慮されているのだと思いますが、奥ゆかしすぎる!

 これに対して、中国や台湾の製造事業者さんは、試作しかしていなくても、プレゼン資料では、採用実績があるかのごとく紹介されます。工場の現場を見れば、量産品を継続して納品していたか、試作と量産したとしても少量を供給して終わっただけなのかは、容易に想像が付きます。しかし、プレゼン資料だけでは、そのような判断は付きません。

 これは、日本と中華圏での国民性の差といってしまえばそれまででしょうが、発注検討段階で日系企業はアピール不足で損をするケースが多いのではないかと思います。

 「この素晴らしい実績をなぜ前面に出さないのだろう」という事業紹介をよく見かけます。恐らく、「プレゼンを作る人が居ない」「ノウハウがない」ということだと思います。

 しかし、同じ小規模企業でも台湾系の企業案内などはアピール度が高く、うまくできていることが多いように思います。

 バイヤーという日々会社紹介を受けるなかから、「よい会社案内」「受注に繋がる会社案内」はどういうものかを整理してみたいなと思うこのごろです。

 

お付き合い頂きありがとうございました。

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