みなさんこんにちは。
19期生の繁野邦博です。
今日は、「成長のための5つの壁」で気づいたことをお話したいと思います。
よく「知っているとできるは違う」とか、「やってみるのが大事」という話を聞きますよね。
私も前回の第3回講義で3分プレゼンをさせていただき、改めてこれを実感しました。
仕事上、社内外でプレゼンをする機会はあるのですが、
昔から大勢の人の前で話すことに苦手意識があり、プレゼンをするたびに
数週間前から憂鬱で胃が痛くなりソワソワしてしまうという始末でした。
しかし、前回講義の3分プレゼンでは、これが少し違った感覚がありました。
やはり緊張はしたのですが、どちらかというとワクワク感もあるという感覚です。
これが何だったのかを振り返りシート作成の際に考えながら調べていたところ、
成長のステップをとてもわかりやすく表した絵を見つけました。
楽天大学学長の仲山進也さんの以下の著書の内容を基に作成されたものです。
『楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方』(サンマーク出版)
仲山さんは、知識が経験を通じて知恵になり、反復を通じて習慣になっていく成長過程を
「1.知らない」、「2.知る」、「3.やってみる」、「4.わかる」、
「5.できる」、「6.している」という6つのステップに分解し、
それぞれのステップの間には、「①知識の壁」、「②行動の壁」、
「③気づきの壁」、「④技術の壁」、「⑤習慣の壁」があると述べられています。
これを私自身のプレゼンスキルの例にあてはめると、稼プロ入塾以前にプレゼンをする際には、
やり方も心構えも知らない、あるいは、聞いたことはあるものの意識してはやってなかったという状態でした。
これが、第2回までの講義を通じて、以下を「知る」のステップにレベルアップ。
・プレゼンの際の心構えはプレゼントを贈る気持ちで。
・プレゼンのポイントは、つかみ、内容、伝え方。
-つかみ(一体感作り、スムーズな導入)
-内容(聞き手に訴求、論理構成、時間配分)、
-伝え方(姿勢、目線、声量、滑舌、身振り手振り)
第3回の講義までの期間、ある意味での強制力の力も借りながら、
テーマ選び、原稿起こし、事前練習、本番までの「やってみる」のステップにレベルアップ。
準備の過程や、皆さんからのフィードバック、録画動画の振り返りという体験を通じて、
身を持って以下のことに気づき、「わかる」のステップにレベルアップ。
・3分間で話せる内容は原稿を読む場合、大体900文字程度(1分300文字程度)。
・話の間やアイコンタクトを取りながらゆっくり話す場合は更に30%ほどスリムにした方が良い。
・姿勢、声量、滑舌には、満場一致で課題がある。
・人から見て「うまくやろう」ではなく、自分自身が「楽しもう」が基本姿勢。
などなど。
まだまだ「できる」や「している」というレベルには至っていませんが、
「どこまでできたか」がわかることによる自己成長感、
「できたこと」がわかることによる自己肯定感、
「できなかったこと」がわかることによる次の目標設定へと繋がり、
漠然とした苦手意識がくっきりとした課題認識に変わったように思えます。
もし、同じようにお悩みの方がいらっしゃいましたら、
先ずは、「小分けにして、楽しみながら、やってみて、振り返る」を試してみてください。
私も今週末の合宿のキャリアビジョン発表では、
「背筋を伸ばして、大きな声で、ハキハキと」を目標に再挑戦したいと思います。