こんにちは。19期の野江です。
新型コロナウイルスの影響で各種イベントが中止となり、
幅広い業種で影響が出ています。
感染対策のためやむを得ないことではありますが、
一方で本来中止する必要の少ない催しまで中止となり
経済への影響に拍車をかけているのではないかと心配します。
感染対策としての中止は必要なことですが、
今の自粛ムードの空気による過度な自粛は抑えられないかとも思います。
先日の高輪ゲートウェイ駅の混雑ぶりも、
かえってその歪みが出たのではと勘ぐってしまいます。
また、リスクの低いイベント実施者に対して
非国民扱いするようなムードも非常に怖いです。
もちろんどのような理由にせよ
当事者が苦渋の選択をしていることを思うと心が痛みます。
一刻も早い沈静化を願って止みません。
ところで、この社会問題で注目されているのがテレワークと時差出勤です。
従来より東京都などが推進してきましたが、
実感としてはなかなか普及していなかったように思います。
しかしながら、ここ2、3週間の通勤電車の実感をはじめ、
この流れが一気に加速したような感じます。
もちろん、大企業などはオリパラ対策で準備していた企業もあったと思いますが、
そうではない中小企業の取り組みも大きいかと思います。
残念ながらこのような外圧がないとなかなか変われないのが
現実とも感じるところがあります。
「転んでもただでは起きぬ」
という言葉があります。
このような言い方は批判を受けるかもしれませんが、
すでに起きてしまったことは変えることは出来ません。
ウイルスを抑え込み影響を最小限に食い止めるとともに、
乗り越えた後に何が出来るでしょうか?
元に戻すだけではなく、奇しくも禍によって進んだ働き方改革の潮流は
生かしていくべきでしょう。
新型コロナウイルスの影響は悲惨です。
しかし、不可抗力でコスト削減が出来る部分が見えたかもしれません。
あるいは働き方の変革により新たな消費も生まれるでしょう。
もちろん衰退が進む業種もあるでしょう。
今は目の前の対策で手一杯ですが
数ヶ月後には今後起こる経済・社会の変化を予測して
新たな対応を考えることも大切になってくるかと思います。
改めてとなりますが、今は新型コロナウイルスと付随する影響への対応が大切です。
一刻も早くウイルスを抑え込み経済の回復をすることが大切かと思います。
個々の企業や診断士としても全力で考え、取り組んでいかなければならないと考えます。