稼プロ!スタッフの清水です。
世間は、コロナウイルスの話題で持ちきりですね。
毎週、近所のスーパーへ食材などを買いにいっているのですが、何故かいつもより人が3倍ぐらい多いと思いましたが、あまり気にせずに店内を回ってみてびっくり、色々な棚の商品がガラガラでした。
トイレットペーパーやティッシュ、台所用ペーパーといった紙類、米やインスタント食品、納豆なんかも品薄状態で、「東日本大震災直後かよ」と思いました。
マスクや消毒アルコールといった衛生品が、品薄などは理解できるのですが、なぜトイレットペーパーがと感じましたが、コロナウイルスの影響で中国から原材料が輸入できなくなるといったデマ?がSNS上で拡散されているというニュースが原因と知りました。1970年代に流行ったオイルショックから、何も成長していないんだなと少し、悲しくなりますね。
幸い、家にはトイレットペーパーもティッシュも備蓄に余裕があるので問題ないのですが、本当に必要としている人に行きわたらないのは困りものです。
そこで、デマが広がる条件を調べてみました。。
1.自分の命や財産といった、重要度が高い内容であること
2.はっきりしていないあいまいな情報であること
3.人々の不安が高まっていること
これらの要素が含まれているとデマが発生して広がっていくといったものです。一つ目は、二つ目と三つめは、今回のケースに当てはまっています。
また、今はSNSなんかで情報を入手する機会が多いですが、人は自分に関心がある情報を好んで収集し、フィルターバブルやエコーチェンバー現象により、デマを信じやすくなっているのかもしれません。
とりあえず、早く自体が終息して平穏な日常に戻ってくれればと思います。
簡単な用語の説明
フィルターバブル:利用者にとって興味や関心のあるものを優先的に提示すること(Googleによるパーソナライズ検索やFacebookのニュースフィードなど)
エコーチェンバー現象:閉鎖的空間内でのコミュニケーションを繰り返すことよって、特定の信念が増幅または強化されること