稼プロ!第19期の太田一宏です。
少しずつ暖かくなってきています。COVID-19(これが新型コロナウィルスの正式名称だそうです)への対応に時間を取られている方も多いでしょうが季節は確実に移りつつあります。さて、私はある合唱団に去年入団しました。その練習もCOVID-19の影響とは無縁ではありません。練習は毎週あります。事務局の皆さんが練習をするか中止するか、毎週、悩んでおられます。正解が分からない決断は大変です。それは経営者も同じですよね。
経営者へは、どうしていいかわからない案件がやってくるものです。分かっている案件は従業員の方がたいていは決断してくれているわけですから。
データや情報を集めきれば正しい決断ができる、と若い頃は口走ったりしておりました。
若気の至りです。集まらないのです、十分なデータや情報は。あるいは集めるのに大きな労力やコストを要し現実的ではないことが多いものです。
それからしばらくして、情報は十分になくても私は決断できる、と豪語していた時期がありました。これも若気の至りです。どこかで責任を上位職の方へ押しつけているので可能だった発言でした。
現実的な範囲で精一杯情報を集め、行動の選択肢別にPros-Cons表を作り、関係者との調整も行って、決断を絞り出すのだと、今は考えています。これも何年かすると若気の至り、と思う日が来るのでしょうが。
一昨日の合唱の練習参加者は通常の3分の1くらいでした。私の出来栄えは惨憺たるもの。少数になると力不足が露呈するので好い機会でもありました。