東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

稼プロ ロス

2023-08-11 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆様 こんにちは。

22期小山 亨二です。

6月24日卒塾をしてから、1ヶ月半しか経っていません。しかしそれ以上前の出来事に思えています。

卒塾してからは仕事や次に向けての取組みなどで多忙を極めていましたが、何か以前とは異なり、芯や軸がないというか、ハリがないというか…。

そう、実は 稼プロ ロスではないかと感じていました。卒塾式の時には、「これでやっと週末も余裕ができる!」と うれしさに浸っていたはずなのにです。

思えば 以前の勤務先での退職準備休暇が始まった2021年秋から ずっと何かしらの講座や塾、そして神奈川診断協会関連活動を切れ目なく続けてきていました。それが卒塾とともに ちょうど一区切りがついたことが大きいかもしれません。

そこで改めて気づきました。私自身 常に何かに取り組んで忙しくしていないと、逆に落ち着かない性分ではないかと。

そこで、稼プロ ロスを払拭すべく、そして自分自身の可能性を狭めないために、新たな取組みを始めました。

一つ目はキャリコンスキル向上のため、アスリートキャリアコーディネーター(ACC)育成プログラムへの参加です。アスリートのキャリア支援に関するスキル習得です。

二つ目は来春大学院入学を目指した準備(猛勉強)です。願書提出時に必要なレポートとTOEICスコア、そして入試対策。時間がありませんが、とりあえずチャレンジです。

そして三つ目が神奈川診断協会の支援活動への参画です。SDGsプロジェクトを終え、7月より理論政策更新研修委員を行っています。

この3つと仕事で 稼プロ ロスを必ず克服してゆきます!

稼プロ ロスとは言っても、決して忘れたり、縁を切ることではありません!!
こうしてブログリレーにも引続き参画していますので、今後ともよろしくお願いします!!

 

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その目的は・・・

2023-08-10 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆様、こんにちは。

23期生の松田です。

暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は先日、コロナに罹患しました。予防接種をきちんと取っていたお陰か症状そのものは拍子抜けするほど大したことなかったのですが、この酷暑での隔離生活、家族への感染を防ぐための数日の風呂なし生活が相当に大変でした。常に「汗」という名の分厚いスウェットを身にまとっているような感覚・・・。皆様もお気をつけください。

さて、私の勤めている会社は本日(8/10())から一足早く夏季休業に入ります。といいながら、私は、パートナー様が開催するパートナーイベントに参加するために、大阪へ。このブログがアップされる頃は、東京駅で駅弁を物色していることでしょう。

私は社会人になって約30年、一貫して電気機器メーカーに勤めて画像関係の仕事をしており、この間、いろいろなテクニカルワードが出ては消えていく中に身を置いていました。古くはマルチメディア、デジタル化、近年では、DXIoT5Gといったところでしょうか。

その中でも、昨今ではやはりAI抜きに語れないと思います。この甘美な響きを持つ英語二文字は、ややもすると、万能で、何でも実現可能なツールと思われ、お客様、パートナー様から、「AIを事業化したい」、「AIを導入したい」、という言葉をよく頂きます。

しかし、このAI(に限らずテクノロジー全般)は、物事をなす手段の一種であり、目的ではない筈。「AIを・・・」から始まる商談の時は往々にして、目的がはっきりしない、結果として導入効果の検証ができないことに帰結して、プロジェクト自身の頓挫や商談の停滞に繋がることが多いと感じます(私の業界では、ですが)。確かに、テクニカルトレンドに乗った投資計画を立てることが実行に移しやすい、というのも一つの事実なのでしょうが、手段であるツールの活用や導入がいつのまにか目的となってしまっていることが真因ではと思わされます。

また、AIを過信しないようにするお客様の期待値コントロールも商談時には重要ですし、AIがなぜそような結論を出すのか、という説明可能性(Explainable AI)も意識しています。このバランスをうまくとりながら、目的を達するためにどうAIを活用するのかをお客様に説明したり、実現可能なパートナー発掘に励んでいます。

診断士の活動もお客様にとっては手段として活用されることでは、と認識しています。ということは、その先にあるお客様の目的を意識しながら行動していくこと、並びに、何故そのような助言や診断をするのかという過程の透明性や表現力が必要なのでは、と想定し、今月末から始まる実務補修でいろいろと体験していきたいと思っています。

こうしたブログを書いている一方で、夏季休暇を返上しに大阪に行くのだから、夕飯はおいしい粉物でも食べて、と思いいろいろと探していたら、そちらにばかり時間をかけている自分に気づきました・・・。語っていた傍から、私自身、目的を見失っていたようです。

本来の目的である、先行する生成AI事業の概況や活用方法、課題等について学び自事業へのヒントを探しつつ、(ついでに、時間があれば)お好み焼きとビールを楽しんで帰るようにします。

皆様方もいい夏休みをお過ごしください。

 
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3月7日は何の日?

2023-08-09 12:00:00 | 23期生のブログリレー

22期の杵渕です。

中小企業診断士の活動から趣味がひとつ増えたという話です。

6月いっぱいで公募締切の事業再構築補助金の事業計画書を書くお手伝いをしました。事業者さんのこれまで培ってきたノウハウや強み、新しい事業のアイデアなどをお聞きすることができて、とても刺激になります。その刺激が日々の自分の行動にも影響を与えました。そんなところも診断士活動の面白いとこですね。

今回お手伝いしたのは工務店を営む会社がプライベートサウナ(個室サウナ)の販売業を始めるというものです。

昨今有名人が続々とサウナ好きを表明したり、サウナを題材にしたドラマが放映されるなどブームが過熱しているサウナ業界です。中には完全個室型のサウナをサブスクで利用できるチェーン店も出てきています。このような話をきくと、タピオカや唐揚げのようにただ流行りに乗っかってると思われるかもしれません。

ですが、この社長さんは元々個人的にサウナが大好きでSNSで発信しているぐらいサウナに造詣が深い方なんですね。社長さん曰く、サウナを体験すると、そこのオーナーがサウナに思い入れがあるかどうかわかるらしいです。サウナの温度や・湿度はもちろん、水風呂の温度や休憩スペースまでこだわろうと思えばいくらでもこだわれると。

私は今までサウナというものにそこまで関心はなかったんです。
スーパー銭湯や旅行先のホテルの大浴場などに設置されていますが、何ならサウナが設置されていても入らずに帰ることもありました。しかし、その社長のサウナに対する熱いこだわりにふれ、関心を持つようになりました。

タイトルの3月7日は私の誕生日なんです。
季節外に何をきかされてるんだと思いましたか。
気づいたかたもいらっしゃるかもしれませんが3月7日はサウナの日なんですね。
これも何かの縁だと感じたので新しい趣味としてみようかと思っています。
最近意識して、インプットをしない、できるだけ何も考えない時間を作ることにしている自分にとっては、坐禅と並ぶよい習慣になるのではと思いました。(坐禅の話は前回のブログに書きました。)会社帰りに途中下車して立ち寄れる銭湯を発見。どうやらメディアにも紹介されるほど、有名なサウナのある銭湯らしく、サウナや水風呂の温度、休憩スペースなどいい感じです。

サウナは疲労回復やリラックス効果もあるので、定期的にいろいろ通って違いがわかる男になりたい今日この頃です。

※写真は最近その存在を知ったサウナハットです。マイハットを壁に掛けられるようにしているところもあるようですね。

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楽しい資格試験

2023-08-08 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆様、こんにちは。

稼プロ!23期生の前川昌隆と申します。

 

記事を読んで下さる方に中小企業診断士の方が多いと思いますので、質問です。

中小企業診断士試験は楽しかったですか?

 

私は楽しかったと思います。特に二次筆記試験はとても楽しかったです。

掴みどころのない問題を解くあの試験には、謎解き問題のようなゲーム性を感じておりました。

 

しかし、私が思う日本一楽しい資格試験は一級建築士試験です。競技性があり過ぎて、もはやスポーツです。

 

実は、中小企業診断士試験と一級建築士試験はとても似ています。・・・私だけが勝手にそう思っています。

 

【一級建築士試験の概要】

一次試験 → 学科試験。マークシート式の理論問題(5科目)。

二次試験 → 設計製図試験。通しの6時間30分で1課題、設計図書(図面と説明書)を提出。“正解”はない。

※古い情報かも知れません。

 

中小企業診断士試験と同様ですが、一級建築士試験はやはり二次試験が楽しいです。

私なりの一般的な言葉で一級建築士二次試験の構成要素を上げると①「パズル」、②「論理的な文章」、③「お絵描き」だと思います。

①「パズル」・・・建築を成り立たせる。

②「論理的な文章」・・・どういう要求にどういう手法を用いたのか等、説明を書く。

③「お絵描き」・・・A2サイズ1枚の設計図面を手書きします。

 

③は、勉強とは無縁の能力が求められます。スピード勝負の試験で最もスピードに直結します。

二次試験では、製図版、3種類ほどのシャーペン、3色ほどのマーカー、数種類の三角定規、数種類の消しゴム、電卓、と色々な道具を使います。

この試験を経た人は、言葉を知らないまま自身の動作についてサーブリック分析のようなことを必ずしています。

 

私が楽しいと感じるのは、様々な能力を問う試験であること、様々な製図用具を駆使して工夫の余地があること、時間との闘いであること、答えが一つではないこと、掴みどころがないこと等です。

 

休憩無し(任意で休憩可能)の6時間30分が一瞬で終わるという感覚です。

試験が終わると全身を疲労感が襲い、体感で3kg痩せます。

 

中小企業診断士試験と一級建築士試験という、二大楽しい国家資格試験を経験できた私は幸せです。

趣味の無い私がかつて熱中した資格試験のお話しでした。

 

皆様が思う楽しい資格試験がありましたらぜひお教え下さい。

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エフェクチュエーション ~起業家たちの考え方~

2023-08-07 12:00:00 | 23期生のブログリレー

 こんにちは、20期生の岡田と申します。現在は企業内診断士として活動の方向性を模索中です。縁あって2年ぶりにブログリレーに参加することになりました。皆様の参考になるような書き込みを目指します。よろしくお願いいたします。

 

 今回の話題は、最近購入した書籍で説明されていた「エフェクチュエーション」についてです。書籍を読むまではあまり馴染みのない言葉でしたが、起業に関する学術的研究ではよく知られている概念とのことでした。ちなみにこの書籍とは、吉田孟史監訳『エフェクチュアル・アントレプレナーシップ』ナカニシヤ出版、です。

 

 この「エフェクチュエーション」という概念は、インドのサラスバシー教授が強く関与しています。「機会創造アプローチ」とも言われますが、簡単に言うと「とりあえずやれることからやってみて、その結果から生じるネットワークや偶然の産物をうまく活用して成長していく」というものであると私は理解しました。

 本書では、ベテラン起業家に共通するロジックがあると書かれており、それは以下に示す4つの中核原理、それに加えて5番目の包括的な見方であるとしています。これが「エフェクチュアル」な起業家の気質のようです。

 

1.保有する手段で「こと」を起こす

 今の自分が持っているものをもとに行動を開始する。完璧な機会を待ったりせず、自分自身、自分の知識、自分の知人をもとにまずは行動を始める。

 

2.アフォーダブルロス(許容可能損失)を定める

 プラスを予測して、それが魅力的かどうかよりも、マイナスが許容可能かどうかに基づいて機会を評価する。つまり損失リスクに沿って行動計画の優劣を決める。

 

3.偶然の事態をうまく使う

 既存の目標にとらわれずに柔軟な姿勢を持ち、不確実な状況から生じる驚きを受け入れる。目標を不変のものとせず、行動により問題が生じたときに、別の手段を探すのではなく、新たな目標を設定する。

 

4.パートナーシップを作る

 未来を一緒になって創り出そうと実際に進んで関わってくれる人や組織との間にパートナーシップを作る。ここでいう未来とは製品であったり、企業であったり、市場であったりする。競争の分析や戦略的計画をあまり気にせず、パートナーシップの組み合わせが独自性や競争優位性の基盤となる。

 

5.機会を生み出す

 自分がコントロールを及ぼせる範囲の物事および未来を、ともに創造しようと望む人たちに働きかけて未来を創り出す。これによって、「未来の予測」、「完璧なタイミングでの決定」、「最適な機会の発見」、などを気にかけなくてよくなる。

 

 市場分析や事業計画を中心とした起業の考え方とは全く違う見方ですが、サラスバシー教授の手法でベテラン起業者の経験を抽出するとこのような概念になるそうです。

 診断士として独立を考える時や、専門家として創業支援をする際に参考になりそうな書籍でした。本書ではエフェクチュアルな起業の具体例がたくさん載っています。興味がある方はお手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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