皆様、こんにちは。
稼プロ!23期生の前川昌隆と申します。
記事を読んで下さる方に中小企業診断士の方が多いと思いますので、質問です。
中小企業診断士試験は楽しかったですか?
私は楽しかったと思います。特に二次筆記試験はとても楽しかったです。
掴みどころのない問題を解くあの試験には、謎解き問題のようなゲーム性を感じておりました。
しかし、私が思う日本一楽しい資格試験は一級建築士試験です。競技性があり過ぎて、もはやスポーツです。
実は、中小企業診断士試験と一級建築士試験はとても似ています。・・・私だけが勝手にそう思っています。
【一級建築士試験の概要】
一次試験 → 学科試験。マークシート式の理論問題(5科目)。
二次試験 → 設計製図試験。通しの6時間30分で1課題、設計図書(図面と説明書)を提出。“正解”はない。
※古い情報かも知れません。
中小企業診断士試験と同様ですが、一級建築士試験はやはり二次試験が楽しいです。
私なりの一般的な言葉で一級建築士二次試験の構成要素を上げると①「パズル」、②「論理的な文章」、③「お絵描き」だと思います。
①「パズル」・・・建築を成り立たせる。
②「論理的な文章」・・・どういう要求にどういう手法を用いたのか等、説明を書く。
③「お絵描き」・・・A2サイズ1枚の設計図面を手書きします。
③は、勉強とは無縁の能力が求められます。スピード勝負の試験で最もスピードに直結します。
二次試験では、製図版、3種類ほどのシャーペン、3色ほどのマーカー、数種類の三角定規、数種類の消しゴム、電卓、と色々な道具を使います。
この試験を経た人は、言葉を知らないまま自身の動作についてサーブリック分析のようなことを必ずしています。
私が楽しいと感じるのは、様々な能力を問う試験であること、様々な製図用具を駆使して工夫の余地があること、時間との闘いであること、答えが一つではないこと、掴みどころがないこと等です。
休憩無し(任意で休憩可能)の6時間30分が一瞬で終わるという感覚です。
試験が終わると全身を疲労感が襲い、体感で3kg痩せます。
中小企業診断士試験と一級建築士試験という、二大楽しい国家資格試験を経験できた私は幸せです。
趣味の無い私がかつて熱中した資格試験のお話しでした。
皆様が思う楽しい資格試験がありましたらぜひお教え下さい。