東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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EXCELのショートカットキー

2023-08-16 12:00:00 | 23期生のブログリレー

こんにちは、稼プロ!23期生の佐野紳也です。

皆さんはEXCELのショートカットキーを使っていますか。先日、外資系コンサルティングファームに転職した友人と会いました。その会社では、ショートカットキーを使うのは当たり前で、使えなかった彼は能力が低いように見られたそうで、一生懸命マスターしたとのことでした。

EXCELのショートカットキーを使うことのメリットは、第一にマウスに持ち変える必要がないので、効率的に作業を行うことができることです。ショートカットキーの生産性向上効果の研究をみると、5種類の操作に関し実験し、マウス操作だと平均3.95秒が、ショートカットキー操作だと平均0.72秒となったそうで、4種類の操作を1秒未満で終わらせています。時間も8割削減しています。もっとも、それで削減できる時間は1日当たり10.79分で、実質的にはあまり効果はないような気がします。

第2のメリットは、ショートカットキーを使いこなすと、さきほどの外資系コンサルティングファームのように、スキルが高いような印象を与え、データ操作のプロっぽく見えることです。ただ、私は、1979年にパソコン(PC-8001)を使い始めたのですが、キーボードしかなくマウスはありませんでした。当時は、ショートカットキーを使うことが普通でしたので、昔に戻ったような感じはします。

さて、お勧めのショートカットキーをいくつか紹介します。

1.コピー、カット、ペースト: Ctrl + C (コピー), Ctrl + X (カット), Ctrl + V (ペースト)

これは定番中の定番ですね。セルのコピー、カット、ペーストです。

2.セル内で改行: Alt + Enter

これも定番ですね。セル内で文字列を改行したいとき、これを使います。

3.新しいシートの作成: Shift +F11

新しいシートを作るショートカットキーです。なお、ちょっと上級編ですが、シートをコピーするのは、Alt+HAlt+OAlt+M方向キー(上下)で挿入位置指定、Alt+CEnterです。

4.一気に移動: Ctrl + 方向キー (上下左右)

一気に一番上や一番左にカーソルを移動するときに使います。一気にA1へ移動するのは、Ctrl + Homeです。これも便利です。

5.オートSUM: Alt+ Shift

オートSUMを設定したいときに使います。これ一発でSUM関数が設定可能です。

6.セル範囲の選択: Shift + 方向キー (上下左右)

範囲を指定してコピー/移動するような場合、マウスを使わずに指定できます。

7.日付、時刻の入力:Ctrl + ;(日付), Ctrl + :(時刻)

一発で日付や時刻が入力できます

8.シートの移動:Ctrl + PageUp(左シートへ)、Ctrl + PageDown(右シートへ)、

右シートへ移動したり、左シートに移動したりする場合に利用します。

 

皆さんもEXCELのショートカットキーを使いこなしてみませんか。

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お盆の風景

2023-08-15 12:00:00 | 塾長からのメッセージ

こんにちは、塾長の山﨑です

今日、8月15日は終戦記念日でお盆の中日です。このブログが更新されるころ、我が家ではちょうどオンラインで京都のお寺さんに法要していただいている最中になります。

母が存命のころは、父の法要で毎年京都の実家に住職に来ていただいていましたが、母が亡くなり三回忌が終わると、なかなか実家にもどることもなくなり、ちょうどコロナ禍でお寺がオンライン法要を始めたので、お願いしています。本堂からのライブ中継ですが、それなりに雰囲気も出て、なかなか便利です。こちらは仏壇の横でパソコンを立ち上げて、20インチのディスプレイに繋いで住職に仏壇を拝んでいただいているような恰好になります。便利な時代になりました。これもコロナのもたらした副産物のひとつでしょう。

お盆というのは正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)といって、サンスクリット語の「ウラバンナ(逆さ吊り)」が起源だそうです。お釈迦様の弟子の一人、目連(もくれん)が、ある時神通力によって、亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。 どうしたら母親を救えるのかお釈迦様に相談したところ、「夏の修行が終わった7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことができるであろう。」とお釈迦様は言いました。目連がお釈迦様の教えのようにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生がとげられたとのことです。それで、お盆の法要は施餓鬼会(せがきえ)とも呼ばれます。このような説法を住職からいただくのも、お盆の楽しみの一つです。

お盆はこのように7月15日が中日でしたが、これは旧暦なので、現在は8月15日に行われるところが多いのですが、東京など7月15日のところもあります。一般的には8月13日~16日がお盆期間で企業も夏休みが多いですね。独立診断士にはあまり関係がないかも知れませんが。

8月13日に精霊(しょろ、しょうろう)を迎える迎え火、16日には送り火で精霊を送ります。九州など精霊流しで見送るところも多いですね。キュウリで作った精霊馬で急いで迎えに行って、ナスで作った精霊牛でゆっくり見送るという風習もあります。京都では8月16日の大文字・五山の送り火が有名です。決して大文字焼きと言わないでくださいね。送り火は焼くものでなく、焚く(たく)ものです。

学生のころ、冬の夜、大文字山(如意ヶ嶽)に大学生たちが登り、懐中電灯で大の字を浮かびあがらせ保存会から大目玉を食らう事件がありました。私は見ていただけですが。

毎年、8月15日がなぜ終戦記念日になっているのか、なぜお盆の中日に玉音放送が行われたのか考えさせられます。偶然なのか、意図的だったのか。広島、長崎、ポツダム宣言受諾と続き、そのような調整をしているゆとりは無く、無関係という見方が大勢ですが、当時の日本人にとって、やはりお盆の中日に玉音放送を聞くというのは、効果的であったのではないか。そのような配慮があったのではないかと個人的には思います。

などなど、いろいろなことを考えつつ、オンライン法要を迎えています。年に一度くらいはこのような仏事に思いを馳せるのもよいかと。南無大師遍照金剛。

 

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新しい賃金制度

2023-08-14 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆さまこんにちは、稼プロ!23期生の須藤佳代です。

お盆ですね。私は名古屋の実家に帰省しております。

 

時おり、子どもの疑問に対して答えを出せず、数日考え込むことがあります。

今回は賃金制度でしたので知見乏しく、皆さまの知識・ご経験からお力添えいただけたら嬉しいです。

 

実家での食事中に、将来ポケモンセンターで働きたいと話す小2の息子。

ふと、

「なんで歳をとるほど給料が上がるの?おじいさんは人生の残りが少ないからそんなにお金いらないよ。若い時ほど子供がいてお金がかかるから、たくさんもらえたらいいのに。」

と聞いてきました。

目の前にいたおじいさん(父)は、「年功序列」を教えていました。

 

確かにと思いましたが、極端に考えると、年齢を重ねるほど減っていく給料では働く意欲が全くわきません。

また、おじいさんになるほどお金がかからないとは限らず、むしろ退職後生きていく分必要ですよね。さらに子供がいなければ、生活費の支出は少ないです。

 

仮に、その提案を実現したいとすれば、このような制度はいかがでしょうか?

基本給= 歳をとるほど減る年齢給 + 職能給 + 成果給

若い時ほど育児のためや自己啓発ために多く与えられる、今とは逆の年齢給です。

企業側からすれば、家族手当や資格手当などとは異なり、未来への投資です。

企業の期待する能力レベル(=職能給)の上がる分と年齢給の下がる分が、基本的には相殺されるよう設計します。そのため給料を上げるためには、成果や行動の高評価に向けてがんばる必要があります。

 

良い点は、新卒の入社希望者数の増加と、能力や成果を上げようとするモチベーションアップです。

懸念点は、離職しやすいこと、採用人数を増やすほど人件費も増えること、手当の方が費用対効果が高い、…もっとある気がします。

人材確保・人材育成・人件費を考慮しながら公平な評価と賃金制度を作っていくのは、なかなか困難ですね。ひとまず、いまは年功序列主義から職務給や成果給といった成果主義への流れがあり、評価制度も賃金制度も社会変化に応じて見直されていることを、かみ砕いて息子に話そうと思います。

 

※参考 主な賃金制度(名称や意味は少し異なる場合あり)

職能給:個人の遂行能力(知識・経験・リーダシップ性などの)レベルに対して支払うこと

職務給・役割給:仕事の大きさや責任に対して支払うこと

業績給:全社または一定のグループでの業績をもとに個人の貢献度に応じて支払うこと

成果給:個人の成績と行動を評価して支払うこと

 

前回の「書く」講義でご教授いただいた「ビジネス小論文の条件」をみると、満たせていません…拙劣な結論で恐縮です。

当提案に対するご意見や、実際に導入された新しい賃金制度例など、ご教授いただけたら幸いです…!

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泳ぐことについて語るときに僕が語ること

2023-08-13 12:00:00 | 23期生のブログリレー

22期の常木です。Global boilingな夏ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。走ることを趣味としている私ですが、屋外はおろかフィットネスでさえ走る気分になれないこの酷暑。ただ、運動は続けていきたいと思っており、この夏はプールに通うことが多くなっています。通っていると言っても、週に1~2回の頻度で、クロールと平泳ぎを混ぜながら1,000メートル強を泳ぐだけなのですが。

 アンデシュ・ハンセン著の「運動脳」には、ある程度追いこんで心拍数を上げることによって、脳が活性化すると書いてあります。できれば、週3回、一回45分程のジョギングで、心拍数をある程度まで上げることが大切とのこと。しかし、泳ぎながらスポーツウオッチで心拍数を計っていると150BPM(beats per minutes) にはなかなか届かなかったりします。息は切れるし「運動した感」は非常に高いのに、心拍数が上がってこない。これは不思議です。「運動脳」に書かれている「脳を活性化する」という目的とは違うのですが、心臓に負担を掛けずに全身運動ができるというベネフィットが水泳にはあるのでしょう。

 などと語ってはいますが、私は水泳についてはど素人です。リゾートホテルのプールで浮いていることはたまにありましたが、本格的に泳いだのはおそらく小学生の水泳教室以来です。当時は体重も軽かったせいか、あまり力を入れずに何百メートルも続けて泳ぐことができたのですが、今はまったく別の人であることを痛感させられています。それでも定期的に通っていると、徐々に楽に泳ぐことができるようになるのは、大いなる達成感です。思えば、走ることが大嫌いだった私に会社の若手が「常木さん、駅伝のランナー足りなくて。3キロで良いので走ってもらえますか。」と頼んできて、渋々走ったのがきっかけで、フルマラソンを十数回も走るようになるのですから、人体というのは不思議なものです。

 「運動脳」で語られている運動による快楽物質の脳内への分泌は置いておいて、なぜ泳ぐことが気持ち良いのでしょうか。これは水の中で味わう解放感と浮遊感からくるものであると思っています。プールの壁を蹴って、スーッと進むことで、全てのストレスを後ろに置いていく感覚にとらわれます。そして水の中は自分ひとりの青い世界なので、その没入感は仕事の疲れも、気になっている人間関係も、部署間の軋轢も流れていきます。そういったヒーリング効果も水泳の大きな魅力と言えるでしょう。

 酷暑の中での仕事にやられてしまう毎日、プールで過ごす時間という処方箋も一つの選択肢にしていただけたら幸いです。ちなみに今日の題名は村上春樹のパクリです。

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なぜ私は稼プロ!へ参加したのか ~PartⅠ

2023-08-12 12:00:00 | 23期生のブログリレー

みなさま、こんにちは。

稼プロ!23期生の南です。

 

前回(7/21投稿)、私が中小企業診断士を目指した経緯と試験合格までについて書かせていただきました。今回は、実務補習を経て、稼プロ!への参画に至った経緯を書かせていただきます。

長年に苦労の末、22年2月に中小企業診断士試験に合格し、(恥ずかしながら)初めてその先のプロセスをじっくり確認しました。正式に診断士を名乗るには、実務補習を計15日(5日コースなら、計3回)受ける必要があるのか。診断士の心得を学ぶ、座学研修みたいなものかな?と思っていました。ちなみに私は、22年7月、8月、9月の3回に参加しました。

 

1回目の22年7月コースの診断先は、製作所様でした。

初日は、メンバー紹介も早々に、事前資料からそれぞれで準備してきたヒアリング事項を小一時間でまとめ、「ではそろそろ行きますか」とばかりに、訪問先に向かいました。7月なので初実務補習組が多く、”2回目”の方がとても頼もしかったのを覚えています。

経営者へのヒアリングでも、いきなりは失礼じゃないの??と思っていたこともどんどん聞いていって、内心びっくりしました。が、今振り返れば、経営診断には最も重要な要素の一つであり、むしろそこを聞かずに何を診断するか、ですね。これまでのITプロジェクトでは体験できなかった、経営者に対するダイレクトな経営改善支援を経験した瞬間だったと思います。

 

2回目の22年8月コースの診断先は、福祉施設様でした。

一連の流れを先月体験しているので、ちょっと心にも余裕ができました。むしろ初実務補習の方に少し先輩風を吹かせていたような・・・

 

3回目の22年9月コースの診断先は、飲食店様でした。

確か全員3回目で、みな流れは頭に入っているので、何事もスムースだった記憶があります。

ここで指導員としてお世話になったのが山﨑肇塾長で、稼プロ!の存在もこの時知りました。もっともこの時点では、まだどんな集いなのかまでは分かっていませんでしたが・・・

 

稼プロ!参画までの経緯は、次回に続きます!

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