Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

給排水工事

2017-03-24 20:43:13 | よもやま話
最近は本職の給排水工事が忙しく自転車が触れていません一般住宅の改装工事や
保育園のトイレの改装などをやっています





最近は以前程仕事の量を増やしてないのですが 3月は土日や連休の仕事も有り
休みなしに動いていまいた 最近は個人情報の扱いも難しくあまり詳しくは
ご紹介出来ませんが許される程度で見て頂きます




これはマンションのユニットバスの入れ替えで
古いユニットバスの解体後の写真です この後、
新しい物を設置しますがそれまでに私がそれに
合せ配管を行います






配管の移設は給水、給湯、排水、追い炊き配管が主ですが
リモコン用のコードを入れたりもします 配管が終わった後は
テストポンプで水圧テストを行います




追い炊き用のペアチューブにもこの様にループ配管をし
水圧を掛けておきました 水漏れは設備屋の恥です
それを無くす為には手間を惜しんではいけません




ユニットバスの仕込み図面には排水管の位置も
明記して有ります ただその通りに固定してしまうと
ユニットバスを組立てる職人さんがやり難い場合も有るので
接着剤を塗らずにおいておく事も有ります それをこの様に
書く事でこの継手の状態を相手に伝えるのはとても大切な事です




洗面化粧台の排水位置の移設ですが床下の障害物で
思う所に持っていけません こんな事も改装工事では
絶えず有りますこれは洗面台を取付ける時に調整しましょう



 
洗濯機パンの排水の仕込みにはこの様なフレキシブルパイプを
使った方が綺麗に収まります 排水パイプをトーチランプで炙り
形を作るのも昔から有る一つの方法ですが、それに拘る必要も
有りません 良い材料が有れば使えば良いと思います






フレキシブルパイプを使いパン用トラップを取付け
洗濯機パンを設置します



そして



こちらはまた別の現場で和風トイレを洋風便器に
改装します 給水菅と排水管を移設しました
配管の為に掘った土は廃棄しそこにはバラスで
埋め戻しています これは見えない部分ですが
工務店さんの質の高さですね






コンクリートの斫り後は水打ちしてモルタルで補修します
バラスを使うのはこの補修を想定しての事です ここまでが
私の仕事で一旦現場を空けます




トイレの床と壁が出来上がりました 床を仕上げる前に
私の補修した後でもう一度モルタルで床のレベルを
出しそれから床の下地を作ったそうです 仕事を依頼
するならこんな工務店さんに頼みたいですね






ここから便器の取付けです 昔ながらの和風兼用便器から
使い勝手の良い洋風便器に変りました






日本には各戸ごとに水道メーターが設置されています
そのメーターには止水栓が付いています 直結止水と
呼びますがこれが効かなくなると大変困ります







この止水栓はおそらく40年以上経っているでしょう
本来パッキンが付いていますがそれが無くなっています
メーター廻りは各市町村の指定材料が使われており
直ぐに部品の手当が出来ません 今回はお客さんに代り
水道局に電話をして営繕に来てもらいました 見事な
手捌きで交換が済み助かりました





綺麗に枯れています こんな写真もちょっと落ち着いて良いですね

給排水衛生設備 設計施工と私の名刺には書いてあります その通りの仕事です(笑)
仕事が続くと頭の中は仕事モードのスイッチが入り他の事が出来なくなってしまいます
もう少しで落ち着くのでまた自転車も触りましょう

コメント (6)
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