goo blog サービス終了のお知らせ 

Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チネリのステムは 7mm のアーレンキー

2021-03-21 20:15:47 | 自転車 工具
古い歴史がある CINELLI チネリの中で 初めての軽合金ステム 1A の引き上げ棒には
7mm のアーレンキーを使います





CINELLI 1A 73度の平行ステムですがチネリが発売した最初の軽合金ステムだったと思います
私のロードレーサーに使っているのはその中でも初期の物です




その当時のチネリのハンドルとステムです これと同じ物を
ロードレーサーに使っています






ハンドルは 騎士デザインの CINELLI マーク GIRO D'ITALIA です
注目する所はアルマイト加工がされていません 
これはほんの僅かな時期だけ製造されていたのでは無いでしょうか 




そしてステムは小判型の MILANO 刻印 これもアルマイトが
されていません




このタイプのステムの引き上げ棒には 7mm のアーレンキーを
使います






自分の工具箱にも一本入っていますが 考えたらあまり
市販されていないサイズなので新たに購入しました




TRUSCO トラスコと言うメーカーの物です






このケースに入っているのが私が古くから使っていた
アーレンキーです 真ん中の列は 50年以上前の物です






中には 8mm を削り やや太めの 7mm にした物も有ります
これは 7mm の角が錆びて穴がやや大きくなって来たので
それに対応する為です




6mm が沢山入っていました 何故か覚えていませんが
まとめて買ったのでしょう




これは私のトラックレーサーです






このステムも CINELLI 1A です




トラックレーサーに使っているのと同じ物の
長さ違いです






同じステムでもこのマークのステムは 6mm を使います
補修パーツとして未使用の引き上げ棒も保管して有りますが
それも 6mm です 何時のタイミングで 7mmから 6mm に
なったのかまでは、私にも分りません




ついでにラチェットレンチに使える物も買っておきました






古い時代のスレッド用ステムにトルク管理の必要は有りませんが
手持ちのトルクレンチにも使える 6.35mm のソケットを選びました




アーレンキーは別に数セット有りますが 7mm はこちらに
入れておきます





ビンテージ自転車と呼ぶにはまだ若いですが この様な旧車の整備をする時に
CINELLI の MILANO 刻印のステムを触る時には 7mm を用意して下さい
ただ 小判型のMILANO でも アルマイトがされた物は 6mm になっていたと
思います


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポリエチレン二層管と パイプ... | トップ | 手鉤 テカギ »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (96kumao )
2021-03-21 20:32:12
アルマイトがないのは魅力。
磨き放題ですね♪手間掛かるけど笑
返信する
96kumaoさん (Kino)
2021-03-21 22:08:41
コメントを有難うございます
この頃はリムもハブもシートピラーもブレーキまで軽合金の地肌でしたから 練習が終わった後の手入れは欠かせませんでした

磨けば光る、深い艶はなんとも言えないですね
返信する
Unknown (ランス)
2021-03-22 11:32:26
私のミラノロゴのものは6mmです。初期の1970年ぐらいまでのが7mmのようです。
返信する
ランスさん (Kino)
2021-03-22 20:19:51
今回のアルマイトがされていない MILANO 刻印のステムは
1972年に組み替えた CINELLI のフレームに使った物を今も大切に使っています

1972年に購入しましたが 自転車屋さんや問屋さんでどの位眠っていたかは分らないのが 私が何時の時代の物かはっきり断定出来ない理由です

何故かそんな資料にも出会いません
返信する
Unknown (ランス)
2021-03-24 01:41:45
1Aの歴史を見つけました。1972年ごろに変更されたとありますので、まさに木下さんの経験談通りですね。
https://www.bikeradar.com/features/design-classic-cinelli-stems/

初期のステムには7mmアレンキーが使われ、ハンドルバーのクランプボルトには12mmのナットが裏側に使われていた。この仕様は1972年まで継続。その後6mmのアレンキーに変更...
返信する
ランスさん (Kino)
2021-03-24 06:17:01
有難うございます 以前もこの様な海外の記事を紹介して頂いた事が有りましたが 美味く検索されますね

残念ながら私には内容まで良く読めませんが 要約して頂いた事で、成る程と理解させていただけます

貼って頂いたサイトにバッジステムの写真も有りましたが まさにそれを使っていて、それからこの 1Aステムに交換しています

ハンドルのクランプボルトもその通りで 12mm のナットから、新ロゴのステムでは埋め込みに変更されています

大変興味深い話を有難うございます
返信する

コメントを投稿

自転車 工具」カテゴリの最新記事