Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

RUNWELL HUB NUT に交換する

2024-12-29 20:19:05 | ピスト
トラック用自転車の工具やパーツで国内外で人気を博す RUNWELL
今回は同ブランドのハブナットに交換し 新たな道具も紹介させて頂きます





新潟県三条市に本社を置く 相場産業(株)のブランド RUNWELL 海外のナショナルチームの
メカニックにも人気が有るブランドです 今回は写真の商品 ELITE HUB NUT Silver/Gold を
私の街乗りピストに使ってみます






今回はこの色を選びましたが 他にもバリエーションが有ります
価格は 1980円






これには 前輪用の 9mm と 後輪用の 10mm が有ります
箱の裏にはそれぞれの 推奨締め付けトルクが書かれています






黒い商品は Campagnolo 用のイタリアネジですが
価格が 2420円とかなり魅力が有る価格設定です





今回は私が街乗りに使っているピストバイクの後輪に使ってみます






メンテナンススタンドに乗せました






ハブは初期の DURA-ACE でかなり古いものです






後輪を外します 使う工具は RUNWELL NEZILE1015






工具の 15mm 側でハブナットを緩め 10mm 側は
チェーン引きに使います






ホイールを外しました




固定ギアは 16T を使っています






ハブナットとチェーン引きを外します






今使っているハブナットです シマノの純正じゃないかも
分りませんが おかしな物は使っていません






シャフトの汚れを拭き取ります




新しいナットを用意します






10mm ネジのピッチは 1.0mm 金色のワッシャーの
外径は 20.0mm です






潤滑剤を用意し ナットとワッシャーの装着部に塗布します
これはしておいた方が良いと思います






ハブシャフトのネジ部にも 潤滑剤を塗布します
Super Lube の多目的潤滑剤です






チェーン引きを装着します




ここで RUNWELL の新しい道具を使ってみます
GREASE DIPPER グリスを塗るためだけに作られた道具です






Super Lube のグリスを用意しました




道具の先でグリスを取ります








整備テーブルに移って来ました グリスディッパーは
この様に使います 道具で取ったグリスをネジ部に塗布します




日本ではあまり知られた道具では有りませんが
海外では 結構需要が有るそうです





GREASE DIPPER 価格 1353円 結構注文が多い道具だと伺っています




グリスを塗ったナットをねじ込みます




ホイールを自転車に装着します






チェーンの張り具合を確認しながら ハブナットを固定し
チェーン引きのナットを締め込んで完了です





新しい HUB NUT に交換しました お洒落感覚で使うのも良いですが ナットの精度が高いので
安心感も得られます 記事がこの様な年末になってしまいましたが、新年は新しい足元で走れます

国内外での実績が豊富で見た目も美しい RUNWELL の商品 購入は下記の Web サイトから可能です

RUNWELL

新潟の燕三条で生まれたピスト専用工具ブランド。 RUNWELLは、トラックバイクに関わる全ての方のために Ideal Qualia「理想的質感」を実現した製品を提供します。当社の職人...

RUNWELL

 


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キャリーカート その後

2024-11-16 20:06:06 | よもやま話
先日補強した 折り畳み式のキャリーカートを使い易い様に敷板を作りました





仕事の道具や材料を運ぶ時に使っている 折り畳み式のカートです




こちらはもう 10数年使っている方ですが
このままでは荷物が安定しません






荷物を運ぶ時には この様に 15mm 厚のコンパネを
敷いて使っています






敷板の新しい物を作ります 材料は倉庫に有る物を用意しました






長さは 450mm にします 定規を当てる所は 540mm です






540mm の所へ定規を当て 定規に丸ノコのベースを当てると
刃が 切断位置の 450mm に合います




定規に沿って丸ノコを動かすと 450mm で切断出来ます
300x450mm の大きさです






もう一枚切ります こちらは幅を少し広くしました
320x450mm 新しい方のカートに使います




今迄使っていた物と併せ三枚有ります オービタルサンダーを使い
表面を整えます






今迄使っていた奴は 良く汚れています それの表面を
ここまで綺麗にしました ペーパーは 空研ぎ用 240番です




三枚とも表面と切断面の面取りを行ないました
手触りが優しくなります




それぞれの大きさに合わせて完成です






普段はこの様に保管しています 荷物を積んだ時は
このラッシングベルトで固定します





簡単で華奢な道具ですが これは本当に重宝します 滅多にやりませんが陶器の便器を積む時は
600x600m の敷板を使いますが 大きさも重量もその辺が限界ですね

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エアブローガンを交換します

2024-11-15 20:01:31 | 色々な道具
エアコンプレッサーの空気を放出する エアブローガン 使っていた奴に不具合が出たので
新しい奴に交換しました





私が自転車小屋で使っているガンですが 先日から空気が漏れるので分解しました






エアーを出す為のハンドル部分に組み込まれた部品です
これらを洗浄し潤滑剤を塗布しましたが改善されません






今までもメンテナンスをしながら使ってきましたが
今回は新しい奴を購入しました






これが 10数年使ったガンです 何処で買ったのか
覚えていません




net で新しい奴を探していたら 同じメーカーの物が出ていました
それを注文したのですが どうも感じが違います 作り方が粗いです
まあ 使えれば良いです






使える様にします こちらはエアホースの接続部分です




これはエアーの吐出部分






エアーの吐出ノズルは これを付け替えます
パワーノズルとも言われ 吐出量が多くなります






ノズルを取り外すと 根元に Oリングが使われています






新しい方のガンにねじ込んでみます *正ネジです




ところが本体に当るまでねじ込めません メスネジの
切り方が浅い様です






Oリングを外し ネジを綺麗に掃除します






ここは シール材を使います ヘルメの 119 を用意しました
シールテープと併用します






テープはスリーボンドを使います これの規格は他のメーカーも
同じで 材質 フッ素樹脂 幅 13mm 厚さ 0.1mm なんですが
メーカーに依って手応えが微妙に違います 私はこの商品が
好みです






オスネジ側に 119をほんの少し塗布し その上にシールテープを巻きます
その後 テープの上に 119 を ネジ山1~2周に塗布しました




この部分は手で締まるだけ締め込めば OKです
圧力が掛らない部分です




ホースの接続用カプラーも同様に進めます






シールテープの幅が広くて見栄えが悪いので カッターで
余分な所を切り取りました






モンキーレンチを使いしっかり締め込みました
ゲル状の 119 ですが これに限らずシール材は
オスネジに塗布します メスネジには塗りません

シールテープの巻き数は 初めての部材は仮にネジ込み
その時の感覚で 3-9 回程度巻いています






エアーコンプレッサーとホース側のカプラーです





ワンタッチカプラーですから ガンを差し込むだけです エア漏れのチェックもしました
大丈夫です





今回使わなかった付属品と 古い方のガン これは部品取りの為に保管しておきましょう
と思いながら 以前の奴は何処に仕舞ったか思い出せません・・

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丸鋸ガイド タジマ MRG-M9045M

2024-11-14 20:10:14 | 色々な道具
木材加工をする時に 電動丸ノコと併せて使う道具です 定規などとも言いますが
TAJIMA タジマの商品を買ってみました





建築関係の道具を多く取り扱う TAJIMA の商品です 丸ノコを使う時の定規として使います






矩(かね)=直角と 45度に切断する時に使えます






道具には品番等の銘板が貼られています






道具の底部分には突き当が有ります






突き当は木材を切断する時に 木材に正しく押し当て
手で保持し易い形状になっています




このタイプの定規は左手で保持します






これが電動丸ノコです サイズは色々有りますが
これは 125mm の刃を使うタイプです






木材を切断したい所に 差金を使い鉛筆で罫書きました




右端から 100mm の所に墨を入れました ここで切断します




丸ノコの底にはベースプレートが付いています






この丸ノコは ベースの端から刃までの距離が 90mm 有ります






今回のタジマの道具には 丸ノコピッチ目盛りと言う物があります
90. 91. 100mm の数字が刻まれています これは先ほど罫書いた
切断ヶ所 100mm の所へ このガイドの右端をセットし、丸ノコの
ベースピッチ 90mm の所へ印しを入れます




その印しに併せて ガイドをセットします






そのガイドに合わせて丸ノコを当てれば 刃が切断位置に
セットされると言う 目盛りです
だけどこんな面倒な事をしなくても 最初から 190mm の所に
線を罫書けば済む事です 今まではそうして来ました
このピッチ目盛りは 他の使い途が有るのでしょうか・・






ルーターで名前を彫りました






彫った部分をブラシを使い綺麗にします






ペイントマーカーを使い 墨入れしました





今迄にもこの様な定規は用意しています このタジマの商品はそれらと比べ
突き当部分がしっかりしていて 保持がし易いと思います

コメント (2)
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キャリーカート 補強の手直しを再度行います

2024-11-12 20:30:45 | 製作・加工
耐荷重 40Kg 程度の折り畳み式のキャリーカートの 補強を行なっています
その作業が上手く行かず 二回目の手直しを行ないます どうぞご覧下さい





折り畳み式のキャリーカートを新調し 使う前に補強をしようとしましたが 中々上手く出来ません
今回の作業は 私の技術力の無さを暴露し 今回の記事は恥の上塗りになるかも分りません






以前も類似したカートを使っていたのですが この前脚の
アール部分が壊れました 今回は使う前に補強しようとしましたが
パイプが思いの他 薄くて 溶接が上手く出来ません






補強の為に金属を溶接しましたが 元の形が無くなる程
酷い状態です しかしもう一度手直しにチャレンジします
300x300mm 厚さ 3.2mm の鉄板を買って来ました






手直しに必要な寸法の物を切り出します
罫書棒で罫書き 見易い様にマスキングテープを貼りました






鉄板の切断にはサンダーを使います 刃は何種類か
用意していますが 切れ味の良い 金の卵を使います




木材を敷き 板が暴れない様に注意しながら切って行きます






まだ途中ですがブロワーで切削粉を飛ばします
アスファルトの目に入ったままにしておくと
凄く錆が発生します






今回の手直しに こんな大きな寸法は必要有りませんが
他の事にも使う予定をしています






今回の作業に使う材料です 幅 12.0mm にしています






ベルトサンダーで切断面のバリ取りをしておきます
ここまでが材料の用意です






さて手直しに掛かります ここまで 2度の作業をしましたが
いずれも失敗しています






これがカートのパイプに補強板を溶接した部分ですが
脚のパイプに溶接の熱で穴が開き 原型を留めていません
ここに もう一度 今回の板を当てます






現状に合わせて 板の角度を調整しました




必要な長さに切断します






当て板を クランプを使い固定しました






次の作業は溶接です 溶接棒は SUZUKID スターロード B1
棒径 1.4mm 今まではこれで全ての溶接をして来ましたが
適正板厚が 1.2~3.0mm になっています これも今回の素材には
適していないのかも分りません それを言っても仕方が有りません
これで行きます




溶接機の出力は調整出来ます この数字読みで 80前後で
使う事が多いのですが 今回は 65 にしました これ以上
下げるとアークが発生し難くなり 作業が難しくなります




時間的に少し薄暗くなって来ました ワークライトを
併用しながら進めます






まずは前回の補強板 そこから前脚のパイプに溶接
ここまでは上手く行っていますね
パイプが溶けて穴が開く事も無かったです






気を良くして次の場所へ移ります 補強板を
クランプで固定しました






上手く行くかと思いましたが やはりパイプに
穴が開きました 難しいです
暗くなって来たので今日はここまでにします




日を改めました 前の作業から 一週間開けての作業です




気になる部分を溶接し研磨してみました
穴塞ぎが出来ていますね 溶接機の出力は
前回と同じです






これは穴を塞ぎかけている所です 少し要領が解って来たかも
しかし 今日はここ迄です




三日空けました 以前の感覚を思い出しながら
作業を進めます






パイプの穴埋めに集中して進めました ここまでは
上手く行っています






こちらは補強板も上手く溶接出来ていませんでした
それと穴埋めをしていると コテコテになりました






時間を掛けて丁寧に作業を進めました
ただ写真を撮る余裕はあまり無かったです
溶接跡を研磨します






概ねベルトサンダーで研磨しました




一番最初と比べると綺麗にはなっています これで?
最初がそのくらい酷かったですから・・






パイプの穴も塞ぎました アークが発生する初爆 時間で言えば
1秒未満でしょうか 位置をずらしながらそれを繰り返しました
溶接棒を当てる時間が少しでも長いと 穴が開いてしまいます
本職の方からすれば 何を言っているんだ なのかも分りません・・






今回の補強→失敗 手直し→失敗 再手直し→妥協(今ここ)
少し恥ずかしい作業を見せてしまいましたが これで終わりにします
錆止めを塗ります




ペイント薄め液で 汚れを拭き取り、脱脂をします






ミッチャクロンを吹きました 15分程度置きます






透明の錆止めを吹きます 2~3回、重ね塗りをすれば
良いでしょう






錆止めが乾燥しました






これを使うのか? と言われれば使ってみます





最初の補強が上手く行けば この様な事にはならなかったのですが 溶接棒だけで 500g は
使ったでしょうか 絶対に新しい物を買い直した方が金額的には安かったですね
ここまで 実の無い記事にお付き合い頂き有難うございました 過去最悪の記事だったと思います
でも本人は 溶接の練習が色々と出来て良かったとも思います

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