自転車のチューブに使うバルブには 米式バルブ、英式バルブ、仏式バルブが有ります
その中の 仏式バルブの構造を見てみましょう
自転車のチューブに装着されたバルブでこの形状の物が 仏式=フレンチバルブと呼ばれる物です
形状として車と同じ物が米式バルブ、シティサイクルに多く使われているのが英式バルブです
コアを外から外せるタイプも有りますがこれは外せないタイプです 今回はバルブを取り外し
内部のコアがどの様な物か見てみましょう
これは試用済みのチューブですが 最近はチューブレスと言う
ホイールも有りそれにはリムに直接バルブを装着して有ります
そう言う意味では チューブに装着された物だけがバルブでは
有りません
今回このバルブは取り外した後、他で使う予定も有るので
それも考えながら作業を進めます
次の事を考え今の間に綺麗にしておきました
このバルブはゴム同士を融着して有りますから金属部を
切削するしか有りません 作業がし易いようにチューブを
小さく切りました
バルブを切り落とす道具は 今回サンダーを使います
サンダーの歯は色々な物が有りますが 金属切削用の歯を
取り付けています
表で作業をします 作業台として使う木材にはバイスが付いて
いますが 丸い物をこれで強固に固定するのは結構難しいので
今回は使いません
今までにも色々とやってみましたが手で押さえるのが
一番確実に作業が進みます ただ持てない位に熱く
なるので軍手を使います
※ 軍手選び
今回の様な火花が出る作業で化繊の軍手を使うと火花で
繊維が溶けて穴が開きます 軍手は綿100%が良いです
バルブはチューブ側の根元で切り落としました 一瞬の作業で
30秒掛かりません ただ初めてこの様な道具を使う人は慎重に
作業を進めないと怪我をします
切り口はバリが出ています
サンダーで面取りをしました
内面もサラえておきます 真鍮の様な柔らかい金属なので
カッターの刃でも大丈夫です 綺麗になりました
整備テーブルに来ました
バルブのコアを抜きます 表側には抜けないので
内側に押し込みますが この小さなナットを外す
必要が有ります
バルブの筒をプライヤーで挟みナットを手で緩めます
凄く固いです
もう一つプライヤーを使います
ナットが外れました 手で緩む奴も有りますが
今回の奴は随分固かったです
ナットを外したネジ部 ここはどれも良く汚れています
ナットが付いていたコアの芯棒が曲がっています
抜く為に真っ直ぐに戻しました
コアの芯を押し込むとバルブの底からコアが抜けます
バルブからコアを抜きました 表には抜けません
コアの下側にはパッキンが付いています 筒の中にこれが当る部分が有り
内部の空気圧でコアが押し上げられ空気を止める構造ですね
本体は捻れた様な形に工作がされています これは上のネジを回す時
共マイさせない為の形状で 筒の内側もこれに合わせた形に加工されて
いると想像出来ます
コアの上部 小さなナットが締め込まれている部分です
ナットが抜けない様に 端は何か工作してあるはずですが
それがどの様にして有るのか見ても良く理解出来ません
ねじ山を潰している訳ではなさそうなので ネジの谷を
埋める為の接着剤で処理されているのでしょうか
これはすでに切り取った 別のチューブラータイヤの物です
こちらも加工された形状に違いは有りますが 構造的には
同じです
良く観察するとパッキンは2種類使われていますね このバルブ、アンティークな雰囲気が良いです
バルブの外径を測ってみます 最初の全体にネジが切って
有るものは 5.85mm
後から紹介した真鍮色の奴は 5.09mm これはPana Racer
のチューブラータイヤに使われていました
これはバルブエクステンダー ただのアルミの筒です
バルブと同程度のはずだと思いましたが 6.15mm有りました
バルブの外径については特に決まりは無いのでしょうか
許容差とすれば少し違いが大きいですね
私もフレンチバルブを使い始めてから長い年月が経ちましたが 今回の様にバルブを外してコアの形状を
良く観察したのは初めてです 今迄にもバルブを切断した事は何本か有るのですがその時は良く観察せずに
捨てていました 興味を持たないのはいけませんね
その中の 仏式バルブの構造を見てみましょう
自転車のチューブに装着されたバルブでこの形状の物が 仏式=フレンチバルブと呼ばれる物です
形状として車と同じ物が米式バルブ、シティサイクルに多く使われているのが英式バルブです
コアを外から外せるタイプも有りますがこれは外せないタイプです 今回はバルブを取り外し
内部のコアがどの様な物か見てみましょう
これは試用済みのチューブですが 最近はチューブレスと言う
ホイールも有りそれにはリムに直接バルブを装着して有ります
そう言う意味では チューブに装着された物だけがバルブでは
有りません
今回このバルブは取り外した後、他で使う予定も有るので
それも考えながら作業を進めます
次の事を考え今の間に綺麗にしておきました
このバルブはゴム同士を融着して有りますから金属部を
切削するしか有りません 作業がし易いようにチューブを
小さく切りました
バルブを切り落とす道具は 今回サンダーを使います
サンダーの歯は色々な物が有りますが 金属切削用の歯を
取り付けています
表で作業をします 作業台として使う木材にはバイスが付いて
いますが 丸い物をこれで強固に固定するのは結構難しいので
今回は使いません
今までにも色々とやってみましたが手で押さえるのが
一番確実に作業が進みます ただ持てない位に熱く
なるので軍手を使います
※ 軍手選び
今回の様な火花が出る作業で化繊の軍手を使うと火花で
繊維が溶けて穴が開きます 軍手は綿100%が良いです
バルブはチューブ側の根元で切り落としました 一瞬の作業で
30秒掛かりません ただ初めてこの様な道具を使う人は慎重に
作業を進めないと怪我をします
切り口はバリが出ています
サンダーで面取りをしました
内面もサラえておきます 真鍮の様な柔らかい金属なので
カッターの刃でも大丈夫です 綺麗になりました
整備テーブルに来ました
バルブのコアを抜きます 表側には抜けないので
内側に押し込みますが この小さなナットを外す
必要が有ります
バルブの筒をプライヤーで挟みナットを手で緩めます
凄く固いです
もう一つプライヤーを使います
ナットが外れました 手で緩む奴も有りますが
今回の奴は随分固かったです
ナットを外したネジ部 ここはどれも良く汚れています
ナットが付いていたコアの芯棒が曲がっています
抜く為に真っ直ぐに戻しました
コアの芯を押し込むとバルブの底からコアが抜けます
バルブからコアを抜きました 表には抜けません
コアの下側にはパッキンが付いています 筒の中にこれが当る部分が有り
内部の空気圧でコアが押し上げられ空気を止める構造ですね
本体は捻れた様な形に工作がされています これは上のネジを回す時
共マイさせない為の形状で 筒の内側もこれに合わせた形に加工されて
いると想像出来ます
コアの上部 小さなナットが締め込まれている部分です
ナットが抜けない様に 端は何か工作してあるはずですが
それがどの様にして有るのか見ても良く理解出来ません
ねじ山を潰している訳ではなさそうなので ネジの谷を
埋める為の接着剤で処理されているのでしょうか
これはすでに切り取った 別のチューブラータイヤの物です
こちらも加工された形状に違いは有りますが 構造的には
同じです
良く観察するとパッキンは2種類使われていますね このバルブ、アンティークな雰囲気が良いです
バルブの外径を測ってみます 最初の全体にネジが切って
有るものは 5.85mm
後から紹介した真鍮色の奴は 5.09mm これはPana Racer
のチューブラータイヤに使われていました
これはバルブエクステンダー ただのアルミの筒です
バルブと同程度のはずだと思いましたが 6.15mm有りました
バルブの外径については特に決まりは無いのでしょうか
許容差とすれば少し違いが大きいですね
私もフレンチバルブを使い始めてから長い年月が経ちましたが 今回の様にバルブを外してコアの形状を
良く観察したのは初めてです 今迄にもバルブを切断した事は何本か有るのですがその時は良く観察せずに
捨てていました 興味を持たないのはいけませんね
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