福祉保健部子育て支援課計画推進等担当 御中
子どもの意見も聴取しながらのこども計画中間のまとめの作成をお
子ども子育て会議も、できる限り傍聴させていただきましたが、
私のほうからも、
小児科医として、保護者の皆様から伺った意見をまとめました。
よろしくご査収のほど、お願い申し上げます。
記
第1、総論
1、表紙に計画期間も明記、表紙
細かいことですが、表紙の計画名の下に、計画期間の明記、
理由は、計画期間も、非常に重要な情報であり、
2、基本理念、61頁
「子どもも育む人も誰もが笑顔輝き、自分らしく成長できるまち 中央区」
子ども子育て会議でかなり議論されましたが、
子育てをしてようが、してまいが、すべてのひとが、
ぜひ、理念にあるように、子どもを育むひとには、さらに、
計画の中に、
3、そもそも、児童相談所設置をどうするか?
平成28年の児童福祉法改正で、
では、本区はどうするのか。
しっかりと議論が行われるようにお願いします。
児童相談所設置も目標に、
児童相談所の設置により、虐待対応が、
4、「こども家庭センター」設置の記載を「中央区の動向」
今回の計画では、大きな変革がなされることになります。
法律では、努力義務である「こども家庭センター」
言わずとも、この変革は、ものすごく大きなことです。
母子保健と児童福祉の融合、すなわち、福祉分野の「
この整備に向け、数年前から先を見越した、
この大きな変革について、【中央区における取組】(3頁)
保健所で行われてきた母子保健と子ども家庭センターで行われてき
5、中間の見直しの令和9(2027)年度実施の明確化 6頁
「子ども・若者を取り巻く社会状況の変化などにより、
理由として、ICTの進展、
6、パブリックコメント、9頁
子ども向けの計画簡易版を作成して、
ぜひ、子どもからどのようなパブリックコメントがあったのか、
もし、子どもからのパブリックコメントが少なかった場合は、
7、「子どもアドボカシー」の概念、71頁
子どもの権利条約の解説はなされています。
そこでも述べられるように、子どもの意見表明支援、
子どもの意見表明等支援員を、
子どもの権利条約記載部分に、
8、人材育成の記載の充実、183頁
子どもの命を預かる計画であり、
人材育成関連で、「こども家庭センター」をおく場合、「
庁内が、人材育成に取り組まれているのは存じ上げていますが、本
9、教育委員会、保健所、福祉保険部との有機的な横の連携、
本計画を実施するにあたっては、各機関との連携は、
推進体制の「体制づくり」において、
10、巻末の用語解説
用語解説を巻末に入れることをお願いします。
解説する用語の例;
ウェルビーイング
こども家庭センター
地域子ども・子育て支援事業
育ちのサポートシステム
ヤングケアラー
など
第2、各論
1、一時預かり保育、108頁
一時保育の利用料金一時間800円を値下げすることをお願いしま
令和8年度にこども誰でも通園制度の実施されることも期待します
2、子どもショートステイ、109頁
予防対策を充実させる必要があります。
ショートステイは有用であり、その利用理由に「育児疲れ」
また、区でもショートステイを独自で実施し、
3、ファミリーサポートの強化、
親の通院・健診へ一緒についていくなどサービスの拡大をお願いし
ファミリーサポートの担い手不足に対しては、ペイをあげることや
4、緊急一時保育援助の対象拡大、110頁
未就学児だけでなく、就学児も利用できないか、枠の拡大の検討を
5、育ちのサポートシステムの3歳前の支援の充実、119頁
乳幼児健診での、ゆりのきの連携発達相談はとても有効と思うが、
早期発見・介入の強化の点からは、3歳前の対応の強化をお願いし
6、児童館・保育園・幼稚園等の巡回相談の回数・人員増加、
児童館の巡回相談もとても大事であると思います。
今回、母子保健との融合で、「こども家庭センター」
7、重心児・医療的ケア児が利用できる児童デイ・放課後デイ・
圧倒的に支援施設が足りないため、
知的・発達・
8、医療的ケア児・
中央区は、上限96時間であり、上限を増やすことを、
9、医療的ケアの看護師、119頁障害児支援事業
医療的ケアを希望する保育園・幼稚園・学校・学童保育等に看護師
明石町保育園には、
それに対応できるようにするためには、
派遣できるようになると、今後、医療的ケア児が、
10、民間の児童デイ、119頁障害児支援事業
民間の児童デイの数が増えているが、ゆりのきとの連携が就学健診
その連携が、きちんとできるように、お願いします。
ゆりのきがハブとなって、学校、地域、
11、学童保育の障害児枠の確保・延長利用の検討、
学童保育の障害児枠があることを周知すること。
放課後デイが一杯であることから、学童保育で預けられるように、
12、不登校児対策を強化、120頁適応教室
適応教室や通室できる場所の数を増やすことをお願いします。
希望者には訪問支援を実施することもお願いします。
13、子どもの学習・生活支援事業、129頁
学習会の対象を小学1-3年生への拡大もお願いします。
14、ひとり親への優先利用、130頁
保育園、学童保育、病児保育、ファミリーサポート、
病児保育を利用できないために、
15、ひとり親世帯住宅、130頁
区営住宅の数を増やし、優先利用できるようにすること、
古民家、空き家の再利用など含め、ひとり親世帯住宅を設置するな
16、企業への働きかけ、130頁
ひとり親・貧困に理解のある就職先を開拓・確保していくことをお
17、住居支援を、若者の支援での記載の追加、方向性4 基本施策2 138頁〜
養護施設出身者、ケアリーバーの住居支援の記載もお願いします。
行き場がないことの問題が生じています。
18、「一時保護ガイドライン」
一時保護所から学校に通学することが可能なことは、「
一時保護施設から、
19、意見表明等支援事業の充実、121頁あたり
意見表明等支援員の養成の機会があるなら、
また、子どもの意見表明等支援は、
その点からは、子育て支援を考える方々への講座として、
20、病児・病後児保育事業の利用者の条件、109頁
病児・病後児保育の利用者の条件には、就労条件はなく、
現在、同事業の利用にあたり保護者の就労条件が付けられたのでし
21、「学校施設の量の見込みと確保方策」、第5章156頁以降
現在月島地域で建設中のタワマン4棟が完成するとさらに4595
22、幼児期の教育・保育施設における提供区域、158頁
特に保育園では、
23、KPI 185ー186頁
方向性5に、KPIとして、「地域住民による子ども・
携わってもよいと思う保護者が6−7割も現状でおられることに、
KPIとしては、さらに一歩進めて、「地域住民による子ども・
理由としては、「携わってもよいと思う」
24、KPIに、被虐待相談件数の減少
中央区における被虐待件数が、
予防が行き渡り、結果、この数を減らすことをKPIに入れること
以上