「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

徹底的に子ども達を守る、自死を選ばざるを得ない子どもをなくすこと。コロナ禍、子どもの自殺数が最高(2022年514人高校生354人中学生143人小学生17人)になったことほど、悲しい話はありません。

2023-05-03 13:04:48 | 財務分析(予算・決算)

 コロナ禍、一番つらかったことは、子ども達の自殺数が、過去最高になったこと。
 令和4年’2022年)514人、うち高校生354人中学生143人小学生17人。

 うつ状態の子が増えるなど、成育医療センターなども統計を出して下さっていました。

 中央区の状況として、令和3年度に19歳までの女性が一名、自ら命を絶っています。
 令和3年度は、学生が2名となっています。

 令和4年度の19歳までの自殺は、暫定値としてゼロではあります。

 助けてが言えること、その勇気をもつことの大切さをまずは、健康教育の合間で、伝えることが重要だと考えます。
 また、相談体制は、きちんと充実させること。
 様々な手法で、相談を受ける体制も作っていかねばなりません。
 できれば、学校のスクールカウンセラーは、常駐することを目指したいところです(公約8)。
 いつでも、専門家に相談できるよと子ども達にメッセージとして伝えたいです。
 SNSを用いた相談体制が、令和5年度は充実されていくとのことであり、期待をしています。

 なんとか、自死ゼロを目指して参りましょう。


公約8:

 

*******中央区議会予算特別委員会 資料2023.03.06********






*******朝日新聞2023.05.01********


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