投票してきました。

今回は選管から投票ハガキが届かなかった。
選管に問い合わせると、ハガキなしで大丈夫というので
出かけた。

担当者の席にいくと、先に並んでいる高齢の女性が
色の違うハガキを持って問い合わせていた。

聞くとはなしに話を聞いていると、家族が選挙権の抹消を
しているらしい。
付添いらしい女性が慌てて出てきて、事情を聞き、連れて帰った。
その女性はもう１人の女性も連れてきていた。

推測すると、近所の人が一緒に投票に行こうと連れてきている
ようだ。
その女性は選挙権がないことを知らなかったらしい。
もちろん、特定候補に投票するための行動だろう。
投票しようとしていた高齢の女性は、認知症と思われた。
１人暮しに違いない女性に「追い出し」と称する当日の
選挙運動をしているのだ。

投票所から出ると、車の運転席でさかんに電話をかけている
女性がいた。歩くものおぼつかない人々を次から次へ、
車で運んでいる。
ノルマでもありそうな熱心な取り組みである。

私といえば、選管に生年月日をいうと、本人確認ができたことに
なり無事投票ができた。
すなわち、生年月日がわかれば、他人になりすまして投票できると
いうことになる。

本人が投票するより早く、朝７時にでも投票所に行けば、
自分の好みの候補に投票できるのだ。

本人が投票に来た時には、その本人の投票が無効になることに
なる。無記名投票だから、投票済みの偽りの投票者の票は
排除できない。

知っている人には当たり前だと思うが、初めて経験すると
驚くような仕組みだった。
投票所に行く人は多いと思ったが、それが直ちに投票率アップ
にはつながらないことは確かだ。

さて、後は開票を待つのみとなった。