岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「イタリア美術とナポレオン」展

2009-05-03 19:41:25 | 京都・奈良
フランスはコルシカ島にある美術館からルネッサンスからバロックにかけての
イタリアの宗教画や肖像画が京都に来ています。
その美術展を観るために、京都府文化博物館を訪れました。

なぜ、フランス・コルシカ島にイタリア美術の至宝があるか。
この美術展で納得できました。
とても、よかった。
もちろん、ボッティチェッリの「聖母子像」を観ることもですが、
バロックのイタリア絵画などなかなか観ることができません。

以下は、京都府文化博物館のホームページからです。

ナポレオンの生誕の地として有名なコルシカ島にあるフェッシュ美術館は、ナポレオン1世の母方の叔父であるジョゼフ・フェッシュ枢機卿(1763‐1839)個人のコレクションを基礎として設立されました。 美術愛好家として著名であった彼の収集品は16,000点を数え、質・量ともに世界最大級を誇っていました。 その多くが散逸しましたが、残されたイタリア絵画コレクションだけでも、フランス国内においてルーヴル美術館に次ぐものです。

 本展では、フェッシュ美術館の収蔵品の中でも最も内容が充実した17・18世紀のイタリアの宗教画や世俗画に加え、ナポレオン一族の華やかな肖像作品等に焦点を当て、バロックからロココにいたる華麗なる美術史の一端を、約80点の日本初公開作品で紹介します。 さらに日本初公開のボッティチェッリの《聖母子と天使》は、フェッシュ美術館が世界に誇る至宝です。二十歳頃に描いたとされる本作品には、《春》《ヴィーナスの誕生》など美しい女性像を世に送り出した才能が現れはじめています。 イタリア美術とナポレオン、美術と歴史が織り成すフェッシュ美術館の至宝をお楽しみください。

※写真は、旧日本銀行京都支店に付属する金庫室を改装した喫茶店で。

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