なかなか難解な書物です。
それは私がろくにアメリカ史を知らないからです。
私だけではないでしょうが、イメージでアメリカを賞賛したり批判したりしているのです。
この本は全米に大論争を起こしたといわれます。
もっともでしょう。
ゆえに読むに値すると思います。
アメリカの指導者や資本家、銀行家の考え方がよくわかります。
また、メディアや広告のありようもよくわかります。
アメリカは、今も続く『帝国主義国家』であることは否定できません。
それは自国民(特に権力を持つ階層)のためには、やりたいことをやる国ということです。 国が違っても同じようなものだということもいえるでしょう。 まずはアメリカに甘い幻想を持たないことです。 懐疑的であることは、今を生きるためには基本的な姿勢ですね。![]() |
オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1: 2つの世界大戦と原爆投下 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) |
オリバー・ ストーン,ピーター・ カズニック | |
早川書房 |
ご紹介の本、未読ですが、
「まずはアメリカに甘い幻想を持たないことです。
懐疑的であることは、今を生きるためには基本的な姿勢ですね。」
に賛意を感じます。
メディァから発信する対象物に対しても、リテラシーを持ちたいと思います。
読者登録させていただきました。
よろしくお願いします。