岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『オリバー・ストーンが語るもう一つにアメリカ史』を読んでいます。

2016-08-21 11:08:51 | 

なかなか難解な書物です。

それは私がろくにアメリカ史を知らないからです。

私だけではないでしょうが、イメージでアメリカを賞賛したり批判したりしているのです。

この本は全米に大論争を起こしたといわれます。

もっともでしょう。

ゆえに読むに値すると思います。

アメリカの指導者や資本家、銀行家の考え方がよくわかります。

また、メディアや広告のありようもよくわかります。

アメリカは、今も続く『帝国主義国家』であることは否定できません。

それは自国民(特に権力を持つ階層)のためには、やりたいことをやる国ということです。
 
国が違っても同じようなものだということもいえるでしょう。
 
まずはアメリカに甘い幻想を持たないことです。
 
懐疑的であることは、今を生きるためには基本的な姿勢ですね。
 
 
オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1: 2つの世界大戦と原爆投下 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
オリバー・ ストーン,ピーター・ カズニック
早川書房

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1 コメント

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初めまして (ろこ)
2016-08-21 21:14:38
こんにちは。
 ご紹介の本、未読ですが、
 「まずはアメリカに甘い幻想を持たないことです。
 懐疑的であることは、今を生きるためには基本的な姿勢ですね。」
 に賛意を感じます。
 メディァから発信する対象物に対しても、リテラシーを持ちたいと思います。

 読者登録させていただきました。
 よろしくお願いします。
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