トムクルーズの映画は極力本人がスタントなしで演じていると言われていますが、
さすがに『マーヴェリック』では高Gがかかりすぎるので若くはない彼には許可が下りなかった。
訓練では遠心分離機のようなもので横Gをかける。
脳が変形して失神するレベルだから若者にしか無理。
体は鍛えられても脳は鍛えられない。知能は別だけど。
まず冒頭ので超高速機に乗りMach10を出すシーンから「大圧倒」される。
この迫力は大スクリーンと大音響装置がなければ味わうことができない。
ぜひ劇場でご覧いただきたい。
最後のおまけカットにトム・クルーズが実際にプロペラ機に乗っている。
懐かしい「ムスタング」似。
複座になっているので戦闘機のP-51とは違う。
彼が所有している。
お金の話も少し。
制作費は200億円以上と言われている。では興行収入では全世界でどのくらいになるのか。
1000億円を越えるはず。もっといくのかもしれない。
さらに1年もたたないうちにネット配信されるはずだからその収入も超高額になる。
米国の映画産業がいかに巨大か。いまでも娯楽産業の王様に君臨している。
当たりはずれのリスクはあるけれど、トップガンの続編ならはずれはない。
エンドロールも長大。
関わったすべての人と組織を載せているのではないかと。
この姿勢は評価したい。
日本の映画は文字通り桁違いの低予算だけどマーケットサイズが全く異なるので「日本サイズ」で頑張るしかない。
カンヌやベルリンは世界に開かれている。
お読みいただきありがとうございました。
見出し画像は、人見絹枝さんの銅像です。岡山県総合グラウンド内にあります。