岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【がんばれゆっこ通信No.38】2019年12月17日

2019-12-18 06:40:12 | 岡山短大山口雪子准教授支援

山口雪子岡山短大准教授から【がんばれゆっこ通信No.38】が届きました。

転載させていただきます。

なお、各報道機関の発表内容が末尾に掲載されています。

この裁判の内容にも触れていますので、お読みいただければ幸いです。

以下転載です。

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支える会会員の皆様

 師走も半ばを過ぎて、お忙しくお過ごしかと思います。こんにちは…山口雪子です。

ご無沙汰をしてしまい、誠に申し訳ありません。

いつも、ご支援お力添えに感謝しております。

 昨年11月の最高裁決定後、代理人弁護士による協議申し入れに応じず、授業復帰を認めない岡山短期大学に対して、

岡山労働局に合理的配慮を求める調停申請をしておりました。

調停は非公開とするよう求められておりましたので、今まで何もお伝えすることができず、

本当に心苦しく申し訳なく感じておりました。

ごめんなさい。

 調停は11月14日、双方への受諾勧告案が示され、12月13日期限として回答するよう通知されました。

昨日(12月16日)、双方受諾との確認がとれ、調停手続きが終わりましたので、ようやく皆様に報告できる運びとなりました。

少しでも速く多くの方々に報告したいと願い、昨日は記者会見を開かせていただきました。

インターネットのニュースを兄が調べてくれ、メール最後にまとめてくれたものを貼り付けましたので、良かったらご確認ください。

 調停では、視覚障害者である私への合理的配慮として、授業復帰に係る合理的配慮と授業以外の業務に関する合理的配慮を求めましたが、

残念ながら授業に係る合理的配慮は「双方の隔たりが大きい」ことを理由に調停案が示されませんでした。

しかしながら、授業以外については短大側の合理的配慮が不十分として、双方の協議により合理的配慮をするよう勧告しています。

授業復帰を確実なものとできなかったことは残念で仕方ありませんが、

それでも短大側に合理的配慮が不十分と認めさせ、協議することを受諾させた意義は大きいと思っています。

 実際の協議はこれからですし、どのように展開していくかはわかりませんが、

この1歩前進を確かな解決への道筋としていくように今後も諦めずへこたれずに頑張っていこうと思います。

皆様には相変わらずご心配な状況が継続され、本当に申し訳なく思いますが、今後も変わらず見守り支えていただければ大変有り難く光栄に存じます。

どうかよろしくお願いいたします。

 また、協議について何か動きがありましたら、皆様にご報告申しあげます。

時節柄、どうぞご自愛いただき、良い年の瀬をお迎えください。皆様のますますのご多幸ご健勝を祈念しております。


いつも本当にありがとうございます!

2019年12月17日 山口 雪子

〈インターネット記事〉

 NHK 岡山

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20191216/4020004322.html

 岡山放送

https://www.fnn.jp/posts/6146OHK/201912161158_OHK_OHK

 瀬戸内海放送

https://www.ksb.co.jp/newsweb/index/15781

 朝日新聞 岡山

https://digital.asahi.com/articles/ASMDJ4GKBMDJPPZB00N.html?equesturl=articl

山陽新聞

https://www.sanyonews.jp/article/968155

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以上、転載を終わります。


お読みいただきありがとうございました.

冒頭画像は、2018年12月に行われた最高裁勝訴確定報告会です。

 

 



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