岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

コイズミの追撃は続く。

2009-02-18 22:21:13 | 国民と国会と政治
しかし、自民党のみなさんは、どこに向かって鉄砲を撃っているのでしょうか。
自民党がひとつの党というのでしたら、身内を撃っているのは確か。
それだけでしょうか。
少なくとも米国に向かっても撃っていますね。
クリントン長官のニュースどこかに行ってしまいました。
株価は下がるし、やはりの日本国民に撃っているに違いない。

なぞと、考えるだけ馬鹿馬鹿しくなってきました。

そして、よりによって、同じ時にロシアを訪問する総理と元総理。
元総理はまたまた、麻生政権攻撃です。

元総理は切れていますね。そして切れた状態が持続する。
これがコイズミ氏の特徴です。
いわゆる奇人変人ということです。

しかし、麻生奇人変人から奇人変人よばわりされることはたまらない。
その上、コイズミ一人の力で衆議院の3分の2を獲った。
それは奇人変人たる私、コイズミが獲ったものだ。
そのコイズミを批判する総理が、なんで意味のない定額給付金などに
再議決という手段を使うことができるのか。

断じて許さん。
ワシは、欠席するぞ。

さて、コイズミチルドレンはどうする。
当選の義理があるコイズミについていくか。
公認というニンジンをぶら下げる政権に寄り添うか。

今度は、コイチルに矛先は向けられた。
これはなかなかの矛ですな。

こうなると一足先に抜けた渡辺氏が俄然注目される。
その意味では、コイズミはワタナベの援軍となった。

「政治に政局を持ち込むな」という言葉を好んで使う自民党だが、今や
自民党単独で政局を作り出している。

今までは、自民自壊時限爆弾時計の進み具合をみてきたが、
もう明らかにゼロを指している。
実質、現政権は崩壊したと言っていいだろう。
このような政権の崩壊過程を見るとは予測できなかった。

今、政権内部で起こっていることは現実感のない現実だ。
誰が、ナカガワの奇行を予想したか。

そして、予算が成立したとしても、次期総理を総選挙なしで選ぶことは
不可能だ。
そこで現内閣総辞職を予算成立とともに行い、総選挙に至るということが
現実になりそうだが、もし給付金が再可決されなかったら、その時点で総選挙ということになる。

どちらにしても、自民党の戦いというよりは、個人の戦いになるだろう。
とにかく、議員として国会の戻ることが唯一の目標たる不毛の選挙になるでしょうね。


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