2018年9月6日未明、北海道を襲った地震は、
火力発電所をダウンさせ、全道停電となった。
同日午後、復旧の目処が立っていない。
ブラックボックスとなっていたのだろうか、全道1ブロックであり
火力発電所がダウンするとブラックアウトになるとは。
火力発電所がダウンすると自力では始動できないという。
水力発電所(使っていない?)を始動し、その電力で火力発電所を始動する。
ならばどうして日頃から水力発電所を稼働しておかないのか。
説明を聞けばわかることなのかどうか。
火力発電所や水力発電所は道東にはない。
火力発電の場合は道南にあったほうが輸送も楽だし管理にも便利ということもあるのだろう。
水力発電は日高山脈など土地の高いところのほうが適している。
だからといって、道東に発電所が皆無というのは大きな問題だと思う。
そして、火力発電所1箇所が全電力供給の半分を担っている仕組みも大問題だと思う。
あまりに脆弱だと思う。
もし日本に敵対国があるとするならば、この火力発電所を爆破すれば北海道は機能停止に陥ることがわかったはず。
別にミサイルでなくともいい。
関西空港の脆弱さもよくわかったはず。
日本は戦争ができる国ではない。
無駄な防衛費を増やすより、ほんとうの意味でのリスク管理のための出費をしなくてはならない。
お粗末さが吹き出しているように思われる。
皆さんが必死になって人命救助をされている、その支援システムは向上している。
にも関わらず、国や電力会社のインフラのリスク管理はどうなっているのだろうか。
早急に国会を開いてもらい、議論していただきたい。