岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

奈良・弘仁寺参拝です。

2020-10-05 20:46:23 | 京都・奈良

京都にも奈良にも半日遊びが可能な地域に住んでいます。

今日は初めて参拝した弘仁寺です。

そんな寺どこにあるのと私も思っていました。

地図です。

奈良町から南下します。天理市まで行きません。

通常、天理から桜井までが山の辺の道です。

その北に続く道と言っていいでしょう。

中央下の赤で囲った寺です。

右上隅は正暦寺。

左上隅が、帯解寺です。

ハイキングだと一日コース。車だと3時間コースでしょうか。

 

まず、弘仁寺です。

お寺のホームページはこちらです。

途中の風景は、黄金の実りが見事でした。ここのお米は本当に美味しそうでした。

なぜ、このお寺に参拝しようと思い立ったのは、『奈良の街道筋』という古本を読んでいたからです。

そして、ホームページを見ると興味深いお寺だと思いました。

入山料、拝観料と二本立てになっているのも面白かったのです。

それと本堂がとても立派だったからです。

では写真です。

↓ 山門です。中央にある賽銭箱に入山料200円を納めます。

ホームページにはお花がたくさん掲載されていました。

山門をくぐると見えました。

↓ シオンという花だそうです。

↓ 見事な本堂です。お寺の人も参拝する人もいません。

お寺の人は尋ねればおられるのでしょうが、人影はありませんでした。

弘仁寺は、弘仁5(814年)に嵯峨天皇が小野篁(たかむら)に命じて造らせたとあります。1200年も前のことはよくわかりませんが、とにかく古いのです。

でも戦国時代に大河ドラマのあの松永久秀に焼かれてしまったそうです。

仏像以外はなにも無くなったことになります。

ですから再建は江戸時代ということになります。

運び出せる仏像だけが残ったという話ばかりです。

ご本尊は虚空蔵菩薩です。裏山は虚空蔵山です。

 

本堂の正面にある建物は宿坊だそうです。泊まれるのです。

参拝客には会いませんでした。

十三まつりとは、ホームページに記載されています。

十三詣りは、十三歳の厄を払い、知恵を授けていただけるように虚空蔵菩薩に お参りをする行事の事です。 虚空蔵菩薩とは広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩 であり、参拝する事で智恵や知識、記憶といった面での利益があると信仰されております。 新生活をスタートした中学生・中学受験前の小学生の方が、両親・祖父母と一緒に 当寺に参拝に来られています。ご家族そろって是非、ご参拝ください。

 

縁側でゆっくりお茶を飲みました。

次に参拝したのは正暦寺です。

 

お読みいただきありがとうございました。



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