今日は朝から快晴。久しぶりの天気に身も心もうきうきとしてしまいます。やっと春が来たかなあ。
ただいま「掛川奮闘記」から「北の心の開拓記」ブログへの移行推進運動中です。こちらへの移行をよろしくお願いします。
さて今日は、
■観光サミットの準備 の1本です。
【観光サミットの準備】
北海道知事の提唱で、道内の様々な観光関係団体の長が集まってこれからの北海道観光に関して気持ちと力を合わせて取り組んでいきたいというシンボルとして、観光サミットが行われることになっている。
日時は5月23日だが、わが開発局も当然インフラ整備や地域振興の観点から観光には少なからず支援を行う官庁として声がかかり、局長が参加する予定となっている。
開発局の観光の窓口というとこれがなかなかはっきりしないのだが、いろいろな経緯の末に、我が課が担当することとなった。
役割を押しつけあって、野球のポテンヒットのようにしてはいけないので、担当は明確にしておく必要があるのだ。
道庁から担当者が来て、当日のサミットの進行について説明に来たが、全体で1時間の日程であることと、出席者の発言は3~4分、最後にサミット宣言文を読み上げるという予定であるとのことだった。
開発局関連の観光に関わる発言が3~4分とは寂しいものだが、皆そうだというので仕方がない。
早速関係の各事業担当者を集めて、説明・情報提供とともに、資料作成を依頼した。まあ、局長がその通りに話してくれるかどうかは別にして、ある程度のたたき台を作ってご相談に伺うのである。
もちろん、ぼろぼろにされるのは覚悟の上であるが。
* * * *
さて、観光には「攻め」と「守り」の施設づくりがある、と言うのが私の持論だが、最近ではこれに「おもてなしの心」を加える必要があると思い始めている。
もしかしたら一期一会で終わる客かも知れず、もしかしたら永遠の常連さんになってくださるかも知れない客に対して、どのようにおもてなしをするか、というのは重要なことだが、案外観光の世界でも統一的な見解がなかったり、実践がなされていないような気もする。
それでいて、「おもてなしの心」というのは、観光業界、観光業者の問題ではなくて、多分北海道民全体の問題なのだと思う。
「外人さんにとっての日本の魅力の一つには、一般庶民のおもてなしの心があるそうですよ」と教えてくれた知人がいた。
「へえ、それはどういうことですか?」
「アジアでも他の国では、外人だと見ると相手にしない国民性のところが多いのに、日本では言葉が話せなくても身振り手振りで汗だくになって何とか意志を伝えようとする人が多いんですって。だから日本の魅力って、案外そんなところにあるんだという人がいましたよ」とのこと。
マニュアル通りの「いらっしゃいませ!」「Hello!How are you?」よりも、まちのおばちゃんの「あら、どっからきなすったかね~?」の方が良いだなんて!
しかしそういう道民運動がなくては、観光施設という仏を作っても、それが地域の喜びや誇り、自慢という魂が入らなくては、本当にただの風景と言うことになるのだろう。
自ら魂を吹き込むような、遠来の友人をもてなすような心を道民全体が持つような道民運動を展開したいものだ。
おかえりなさい!北海道へ そして皆さんの住まいへいってらっしゃい!
ただいま「掛川奮闘記」から「北の心の開拓記」ブログへの移行推進運動中です。こちらへの移行をよろしくお願いします。
さて今日は、
■観光サミットの準備 の1本です。
【観光サミットの準備】
北海道知事の提唱で、道内の様々な観光関係団体の長が集まってこれからの北海道観光に関して気持ちと力を合わせて取り組んでいきたいというシンボルとして、観光サミットが行われることになっている。
日時は5月23日だが、わが開発局も当然インフラ整備や地域振興の観点から観光には少なからず支援を行う官庁として声がかかり、局長が参加する予定となっている。
開発局の観光の窓口というとこれがなかなかはっきりしないのだが、いろいろな経緯の末に、我が課が担当することとなった。
役割を押しつけあって、野球のポテンヒットのようにしてはいけないので、担当は明確にしておく必要があるのだ。
道庁から担当者が来て、当日のサミットの進行について説明に来たが、全体で1時間の日程であることと、出席者の発言は3~4分、最後にサミット宣言文を読み上げるという予定であるとのことだった。
開発局関連の観光に関わる発言が3~4分とは寂しいものだが、皆そうだというので仕方がない。
早速関係の各事業担当者を集めて、説明・情報提供とともに、資料作成を依頼した。まあ、局長がその通りに話してくれるかどうかは別にして、ある程度のたたき台を作ってご相談に伺うのである。
もちろん、ぼろぼろにされるのは覚悟の上であるが。
* * * *
さて、観光には「攻め」と「守り」の施設づくりがある、と言うのが私の持論だが、最近ではこれに「おもてなしの心」を加える必要があると思い始めている。
もしかしたら一期一会で終わる客かも知れず、もしかしたら永遠の常連さんになってくださるかも知れない客に対して、どのようにおもてなしをするか、というのは重要なことだが、案外観光の世界でも統一的な見解がなかったり、実践がなされていないような気もする。
それでいて、「おもてなしの心」というのは、観光業界、観光業者の問題ではなくて、多分北海道民全体の問題なのだと思う。
「外人さんにとっての日本の魅力の一つには、一般庶民のおもてなしの心があるそうですよ」と教えてくれた知人がいた。
「へえ、それはどういうことですか?」
「アジアでも他の国では、外人だと見ると相手にしない国民性のところが多いのに、日本では言葉が話せなくても身振り手振りで汗だくになって何とか意志を伝えようとする人が多いんですって。だから日本の魅力って、案外そんなところにあるんだという人がいましたよ」とのこと。
マニュアル通りの「いらっしゃいませ!」「Hello!How are you?」よりも、まちのおばちゃんの「あら、どっからきなすったかね~?」の方が良いだなんて!
しかしそういう道民運動がなくては、観光施設という仏を作っても、それが地域の喜びや誇り、自慢という魂が入らなくては、本当にただの風景と言うことになるのだろう。
自ら魂を吹き込むような、遠来の友人をもてなすような心を道民全体が持つような道民運動を展開したいものだ。
おかえりなさい!北海道へ そして皆さんの住まいへいってらっしゃい!