北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「たそがれ清兵衛」を観ました

2005-05-03 23:05:40 | Weblog
 今日も天気は快晴。行楽日和ですが、子供や親などの用事がちょこちょこと入って、のんびり過ごしています。


 ただいま「掛川奮闘記」から「北の心の開拓記」ブログへの移行推進運動中です。こちらへの移行をよろしくお願いします。

 
 さて今日は、
■「たそがれ清兵衛」を観る の1本です。


【「たそがれ清兵衛」を観る】
 天気がよいので、うちの奥さんとちょいと遠くのビデオ屋さんまで歩いてみる。

 車生活になるとどうしても歩かなくなってしまうので、掛川の歩行文化を地で行こうと、できるだけ歩くか自転車ということを心がけている。

 車に乗ってしまうとご近所の散歩ということも案外ないもので、二人連れで気ままに小路を曲がってみたりすると、「おや、こんなところにこんな家が」とか「へえ、この道路はここに通じているんだ」なんてなことが分かって案外楽しいものである。

 ビデオ屋さんではDVDを借りて、家のプレステ2で観ている。DVDの機械くらい買えば良さそうなものだが、取り立ててそれで不便をしているわけでもないので、まだしばらくはこれで行きそうである。

 DVD再生機を買うくらいなら、今のパソコンのディスプレイを19インチのワイドにでもしたほうが遙かに良好な映像お楽しみ環境が手にはいるというものである。

 こうしてますます、パソコンだけがあれば用が足りる生活、というのも問題はあると思うけど…。

    *   *   *   * 

 借りてきたビデオの中にご存じ藤沢周平原作で山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」【ここ】があって、やっとのことで鑑賞することができた。

 すでに観た方の何人かから「良い映画だから観た用がよいですよ」と言われていたのだが、掛川ではなかなか観る機会もなかったな。

 真田広之の演技も味があるし、宮沢りえも上手で綺麗だった。

 まあ、古き良き日本人の味わいを深く出していて、「つましく素朴で、それでいて幸せな生活」というものを思い出させてくれる。 

 折りもおり、今日は憲法記念日。

 憲法のあり方について議論が高まっている。私自身は、さすがに戦後50年も経てば、日本という我が国は昔の服をそのまま着ていられるような体ではなくなっているんだろうな、と思っている。

 日本という国が世界の中でどれだけ豊かで裕福で、便利とモノに恵まれたところであるか、ということに気づいた方が良いと思うけれど、モノがなかったころに一生懸命に豊かになろうとしたあのわくわくした感じは実感としてもちづらくなったような気がする。

 身近なところでは、憲法を変えれば人生観が変わるというものでもないので、せいぜい「たそがれ清兵衛」でも観て、つましいなかの幸せというものに対する想像力をもつのが良さそうだ。

 幸せって、所詮は気持ちの持ちようなんだなあ。


ここ
コメント
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