北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

函館の夏旅行その1~五稜郭、金森倉庫、啄木公園

2007-08-10 23:55:59 | Weblog
 まだ天気がぐずつき気味の金曜日。今日から明日はキャンプの代わりの函館ツアー。
 朝七時半に家を出発。ドライブの途中も雨が降ったりやんだりですが、気温は高くてムシムシ。北海道らしくない夏ですねえ。


 昼過ぎに函館に到着。まずは昨年新装オープンした新五稜郭タワーへ。私は開館お披露目の時に行ったのですが、家族はまだ見ていないのです。

  

 夏休みということもあって、たくさんの人が訪れていました。タワーの最上階は五稜郭の展望を楽しめますが、なぜこんな星形の平城を造ったのかという背景を教えてくれる函館戦争のミニ資料館にもなっています。

 榎本武揚は、明治維新で敵方に回った旧幕府軍を率いて当時の幕軍最強の開陽丸(かいようまる)で蝦夷へ進軍、そこで松前城を陥落させ、五稜郭への無血入城、そして蝦夷共和国を作ります。

 しかし新政府の反撃と、開陽丸を江差沖で座礁させて失うなど次第に戦況は悪化してゆくことになります。

 明治2年3月25日(新暦1869年5月6日)には宮古湾海戦を挑んだものの敗れ、新政府軍の蝦夷地上陸がはじまり、5月18日(同6月27日)、一本木関門付近で敵の銃弾を受けて土方歳三が戦死。榎本武揚らは新政府軍に降伏し、これにより函館戦争並びに明治維新に伴う内戦であった戊辰戦争が終結したのでした。

 このような歴史を自分たちの財産として語れるというのはうらやましい限り。作ったり見つけようとしてもこれだけのものはなかなかありませんからね。

  

  *    *    *    *    *

 続いてはレンガ倉庫群を一大観光拠点にした金森倉庫へ向かい、こちらの「Cafe & Dining かねもり」で遅い昼食を取ることに。

  

  

 家族全員バラバラに注文をしましたが、私はワタリガニのクリームスパゲティ。なかなか濃厚な味わいで満足。

  

 同時に注文したイカめしもちょっと洋風で上品な味わいで登場。そうか、こういうイカめしも良いかもね。

  

  *    *    *    *    *

 夕方になるころ、大森海岸で石川啄木小公園を散策。ここには記念写真を撮るための台がもうけられていて親切でした。観光地にはこういう気配りがおもてなしとしてよろしいようで。 

  

  

 午後の函館は晴れてきて良かった。
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