今日も涼しい一日。まだまだ暑さもがんばってぶり返すのでしょうけれど、もう一時のピークは過ぎたような感じです。
夜が楽になりました。
今日は神奈川県内で、我が社の土地を有効に使った事例の視察会が行われました。
多くの土地はマンションやオフィスビルになっているのですが、一つだけ変わっていたのは「costco(コストコ)」という、大規模ショッピングセンターがうちの土地を購入していたことです。
このコストコは、高品質な優良ブランド商品を低価格で提供する会員制倉庫型店舗ということで、一見すると郊外型ショッピングセンターと同じに見えますが、その安さに対するコンセプトは既存のものとはかなり違っているようです。
店内でまず驚くのは、だだっ広い店内でのその品物の並べ方。その多くがフォークリフトで運ぶパレット単位で並べられていることです。
お店で担当者がいちいち「マヨネーズがなくなりそう…」などと商品の品数をチェックして足りないものを奥から持ってくるなどというような非効率的なことはしません。
すべての品が、工場からパレット単位で包装されて運ばれてくるので、店ではそれを陳列棚の上に置いておき、商品が売れて残りが少なくなると、夜や朝のうちに、フォークリフトで棚から下ろして終わり。
品物の陳列はフォークリフトが使われるので効率的。おまけにフォークリフトが走れるように園路の幅は広く、ゆったりとした感じを与えます。
陳列する商品の数は約4500種類だそうで、これは大きめのコンビニと同じくらいの品数。つまり売れ筋の商品しか置かないことで商品の回転をよくしています。
たとえばお醤油で言うと、メーカーの数を選別して、ボトルのタイプも二タイプくらいしかおかないことで、「お醤油が必要ならこの中からお選びください。そのメーカーと量と品質で良ければ低価格でご提供できます」というのがコンセプト。
「もっと品揃えのある中から選びたい」というお客様にはよそのお店へ行っていただいた方が良いのです、とまで言い切ります。よけいな選択肢はすべて非効率で価格を上げる要素にしかならないと考えています。徹底的な合理主義です。
※ ※ ※ ※
それにしても並べられている商品は一個一個の量が多いのです。液体洗剤は5リットルくらいの容器ですし、肉は大きな固まりです。
「少しだけで良いという人は困りませんか」と訊くと、案内してくれた担当者は「こちらは会員制で入店ができるのですが、会員カードが一枚あると二人の知人を一緒にお連れいただいても良いようになっています。見ていると、買った商品をお連れ様と分けるというようなこともされているようですよ」とのこと。
※ ※ ※ ※
さらに「目玉の一つなんですよ」と教えてくれたのは「吸塵力の落ちないただ一つの…」というフレーズでおなじみのダイ●ンの掃除機。他のお店では安くても5万円台という品が、「よけいな付属物をつけずに安さを追求しました」ということで39,800円で売られていました。これには一緒に行った仲間も「こんなに安いのは見たことがありませんよ」と驚いていました。ふーん、そうなんだ。
いかにもアメリカ的な量と買い方のような気がしましたが、買い物客は大きなカートに大きな商品をどんどん積んでいます。そういうことに抵抗感のない方も多いようです。
都会にはこういうお店もはやるのだなあ、と思っていたら、少しずつ地方都市にも進出する計画が進んでいるのだとか。
「札幌にももうすぐ出店しますよ」とのこと。うーむ、これは既存店にとっては驚異かも知れませんが消費者には大歓迎かも。
札幌の皆さん、「costco(コストコ)」という単語を覚えておいた方が良いようですよ。かなりのインパクトをもたらす予感がします。
夜が楽になりました。
今日は神奈川県内で、我が社の土地を有効に使った事例の視察会が行われました。
多くの土地はマンションやオフィスビルになっているのですが、一つだけ変わっていたのは「costco(コストコ)」という、大規模ショッピングセンターがうちの土地を購入していたことです。
このコストコは、高品質な優良ブランド商品を低価格で提供する会員制倉庫型店舗ということで、一見すると郊外型ショッピングセンターと同じに見えますが、その安さに対するコンセプトは既存のものとはかなり違っているようです。
店内でまず驚くのは、だだっ広い店内でのその品物の並べ方。その多くがフォークリフトで運ぶパレット単位で並べられていることです。
お店で担当者がいちいち「マヨネーズがなくなりそう…」などと商品の品数をチェックして足りないものを奥から持ってくるなどというような非効率的なことはしません。
すべての品が、工場からパレット単位で包装されて運ばれてくるので、店ではそれを陳列棚の上に置いておき、商品が売れて残りが少なくなると、夜や朝のうちに、フォークリフトで棚から下ろして終わり。
品物の陳列はフォークリフトが使われるので効率的。おまけにフォークリフトが走れるように園路の幅は広く、ゆったりとした感じを与えます。
陳列する商品の数は約4500種類だそうで、これは大きめのコンビニと同じくらいの品数。つまり売れ筋の商品しか置かないことで商品の回転をよくしています。
たとえばお醤油で言うと、メーカーの数を選別して、ボトルのタイプも二タイプくらいしかおかないことで、「お醤油が必要ならこの中からお選びください。そのメーカーと量と品質で良ければ低価格でご提供できます」というのがコンセプト。
「もっと品揃えのある中から選びたい」というお客様にはよそのお店へ行っていただいた方が良いのです、とまで言い切ります。よけいな選択肢はすべて非効率で価格を上げる要素にしかならないと考えています。徹底的な合理主義です。
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それにしても並べられている商品は一個一個の量が多いのです。液体洗剤は5リットルくらいの容器ですし、肉は大きな固まりです。
「少しだけで良いという人は困りませんか」と訊くと、案内してくれた担当者は「こちらは会員制で入店ができるのですが、会員カードが一枚あると二人の知人を一緒にお連れいただいても良いようになっています。見ていると、買った商品をお連れ様と分けるというようなこともされているようですよ」とのこと。
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さらに「目玉の一つなんですよ」と教えてくれたのは「吸塵力の落ちないただ一つの…」というフレーズでおなじみのダイ●ンの掃除機。他のお店では安くても5万円台という品が、「よけいな付属物をつけずに安さを追求しました」ということで39,800円で売られていました。これには一緒に行った仲間も「こんなに安いのは見たことがありませんよ」と驚いていました。ふーん、そうなんだ。
いかにもアメリカ的な量と買い方のような気がしましたが、買い物客は大きなカートに大きな商品をどんどん積んでいます。そういうことに抵抗感のない方も多いようです。
都会にはこういうお店もはやるのだなあ、と思っていたら、少しずつ地方都市にも進出する計画が進んでいるのだとか。
「札幌にももうすぐ出店しますよ」とのこと。うーむ、これは既存店にとっては驚異かも知れませんが消費者には大歓迎かも。
札幌の皆さん、「costco(コストコ)」という単語を覚えておいた方が良いようですよ。かなりのインパクトをもたらす予感がします。