北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

パレスサイクリング

2007-08-27 23:13:27 | Weblog
 8月も最後の一週間となりました。暑さも少しずつ和らいでいるような印象です。もうピークは過ぎたかなあ。

 昨日の東京巡りからもう一つの話題です。

 麻布十番商店街での見物を終えて、貸し自転車場を借りた場所まで帰る途中で皇居前を通りました。すると、皇居南側の祝田橋付近で自動車通行止めの車止めが出ていました。おまけに車止めの向こう側ではやたら自転車を乗っている人が目立ちます。

  

(おやおや、イベントでもあるのかな)と思って、私も皇居前道路に入って行きました。

 すると麦わら帽子をかぶった関係者らしいおじさんがいたので、なにがあるのかを尋ねてみることに。

  

「これはなにかイベントなんですか?」
「イベントと言われるとそうなんですが、毎週日曜の10時から16時まで欠かさずこの祝田橋から北側の平川門までの間を車を止めて自転車専用の道路にしているんですよ。もう何十年にもなりますよ」

「それは知りませんでしたねえ。でも自転車を持ってくるのはなかなか大変ですよね」
「そういう人のためには無料の貸し自転車もあるんですよ。皇居前の交番で貸し出しをしています」

「へえ、そうなんですか。では皆さんはボランティアでイベントの管理をしているんですか」
「そうなんです。でも本当に大変なのは貸し自転車なんですよ。この自転車は倉庫が埼玉県にあって、毎週そこから自転車を持ってきて、終わるとまた埼玉へ持って行って保管するんです。それが大変ですね」

 家に帰ってきてから調べてみると、このイベントは「パレスサイクリング」というタイトルで続けられていることが分かりました。

  

 見ていると、自分自身の高級な自転車で快走している人もいれば、親子で笑いながら乗っているお父さんと娘さんがいたりして、楽しみ方は人それぞれです。

 しかし快晴の下、皇居前広場の芝と松の緑に囲まれながら車のこない広い道路でのサイクリングは快適でした。

  

  

 こんな皇居などという東京のど真ん中の場所で毎週行われているサイクリングイベントの「パレスサイクリング」。

 案外東京にいる人も知らないのではありませんか。


 パレスサイクリングのご紹介はこちらへどうぞ
 → http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/cycling/ps1.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする