北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

高齢者ビジネスの行方

2007-08-29 23:37:22 | Weblog
 夕べは涼しくて、あまりに快適なので窓を開け放して寝ていたら、朝方寒気がしてきました。
 まずいまずい。急激な天候の変化に体がついて行けなくて風邪を引きそうです。みなさんもお気をつけて。

 
 今夜はある自治体の方と懇親会。その方は自治体の公園担当なのですが、お墓も担当しているとのこと。

「最近はお墓もなかなか手に入らなくて、抽選会にはお年寄りがたくさん来ますよ」とのこと。

「墓園の管理もするのですか?」
「ええ、最近は緑豊かなお墓が増えたのはよいのですが、木を植えるとそれが大きくなったときに根がお墓の下に入って墓を傾けたり倒したりすることがあるんです」

「そういう木の管理はどうするのですか?」
「個人のお墓の敷地の中に植えられたものは個人の財産なので手を入れかねるのですが、見かねた場合はやむを得ず切ることもあります」

「なるほど、緑の墓園も管理が大変ですね」
「はい。そしてこれまでは公園が少ないと言われてきましたが、高齢化が進むといよいよお墓が少ない、といわれる時代になりそうです」

 「団塊世代」という、巨大な世代人口の固まりが動くところには不足があったり、それが過ぎ去ったときには余剰が発生したりするのです。

 社会の変化を捕まえようと思うと、交流人口、定住人口、という人口の外に、緩やかな世代人口の動きを捕らえなくては行けないのですね。
 これからの時代は高齢者ビジネスに花が咲く時代のはずです。 
コメント
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