北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

最後の吹奏楽コンクール

2007-08-07 23:14:50 | Weblog
 札幌も北海道の割にはムシムシする一日。これで暑いと言うようでは東京ではどうなる?というところなのですが、地域には地域なりの不平不満があるものです。
 あるがままを幸せに受け止めるというのは難しいんですねえ。


 今日は下の娘の吹奏楽コンクール札幌地区大会でした。この大会、札幌中島公演コンサートホールKitaraで行われ、会場周辺は参加者や関係者でごった返すのが常。
 札幌では昨年まで四日間に亘って行われていたのですが、今年からは五日間に拡大されました。コンクール参加団体が増えていることは望ましいことですが、運営側は日程や会場のやりくりが大変なようです。

  娘の高校は、人数が35人までのB編成での登録ですが、札幌地区での高校B編成は全部で16校がエントリーして、日頃の練習の成果を披露しました。
 今年は娘も高校三年生で、中学一年生から続けてきた吹奏楽生活6年間の最後の大会です。演目は自由曲が一曲だけ。6年間の成果がたった一曲にこめられるのを聴くのはこちらも緊張するものです。

 曲目には各校のカラーが出るもので、リズムもとれないような現代音楽から、吹奏楽でありながら楽団員のコーラスが加わるものまで実に幅広い演奏を聴けました。

  *    *    *    *    *

  

 演奏の審査発表は、金、銀、銅の三種類で行われ、金と銀は紛らわしいので、金の場合は「ゴールド、金」と読み上げられます。

「○番、××高校、・・・ゴールド、金!」と発表があると、会場で発表を待ち望んでいた団員たちからは嬌声と歓喜の声が上がります。これも例年のことながら感動ものです。

 さて、娘の高校は思うような評価を得られず、残念な結果に終わりました。しかし、チーム全員で力を合わせての評価ですからこれもまた致し方ない現実。

 世の中は、努力も時として報われない。これもまた人生です。

 これでまた子育ての一つの節目が過ぎてゆきました。行事が一つ終わるたびにだんだん寂しくなってゆくんだなあ。

  
コメント (2)
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