北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

e-taxの宿題

2010-03-02 23:51:19 | Weblog
 昨夜は時間切れになったe-taxでの確定申告作業ですが、正直ついにめげました。

 年度末のいろいろなことが重なる時期に、こればかりに時間を費やしているわけにも行かず、悩んだ末会社の地下の確定申告コーナーの力を借りることにしました。完全に自宅からのパソコンによる電子申告は(もしあれば)来年以降の宿題です。

 意を決すると、昼休みに地下の確定申告コーナーへ書類一式をもって飛び込みました。会場はずいぶん混雑していましたが、なにしろパソコンも50台くらい用意して待ち構えているので案外スムースに担当の方に案内されました。

 このコーナーでは紙で印刷して申告することも出来るのですが、私としてはとにかくe-taxで申請をして5千円の電子申告控除は受けようと思っているのでその旨を伝えると、ちゃんと住基カード対応のパソコンへ案内されました。

 結構なお年の男性がついてくださってパソコンの操作を教えてくれます。私のほうは操作はもう大体分かっているので言われるままに数字を入れて行くだけ。

「電子申告コーナーの使い方も大体分かっているのですが、最後の保存と送信だけが出来ないんです」と言うと、そうしたソフトに詳しい担当者を連れてきてくれましたが、「そういうトラブルは初めて聞きました」とのことで、そこでの会話だけでは埒が明かないのも当然です。

 数字を入れるのは順調で、私が思っていたよりも簡略的に入れても良いことも分かりました。かかった病院は住所までしっかり打ち込んでいたのですが、交通費の請求をしないようであれば名前だけで良いようで、ずいぶんラフなんですね。

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 さて、用意した書類の数字を全部打ち込むと念のための確認とプリントアウト。家ではここから先がうまくいかなかったのですが、さすがに専門のところだけあって何の問題もなく印刷が出来てきました。 

 内容が正しいことを確認していよいよ送信です。事前のe-taxの手続きでは、①電信申告開始届出入力と、②16桁の利用者識別番号の取得、③電子証明書の登録ということをしておくのですが、これはもうやってあるので、あとは送信です。

 送信の際も、住基カードで本人確認をするときは電子証明保管庫のパスワードを入力し、国税庁への送信ではe-tax開始届出時に設定した暗証番号を入れることになるのですが、どのパスワードを入れるのかが分かりづらくて、横に担当者の方がいないと苦労したと思います。ひー、結構疲れました。

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 なんだかんだで追徴課税が4千円ほど発生しましたが、納税は国民の義務。ごまかしもなくすぐに郵便局で支払いを済ませ、これですっきりです。

 ネットで電子申告に関するブログなどを読んでみると、やはり国税庁のソフトに関するトラブルや苦労談がひしめいていて、多くの方が苦労していることが良く分かります。

 それでもこうした黎明の時期をすぎて、一人一人がしっかりした納税者として税に対する理解や関心を深めてゆくことは重要なことでしょう。

 いずれ納税者番号制度などができることになるのかもしれませんが、そんなときでも税の計算や徴収をお任せにしてしまうのではなく、控除制度や還付制度などに関心を持って税を考えることは大切ですね。

 自宅からのe-taxという宿題は残りましたが、良い勉強になりました。  

コメント (1)
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