北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

宮内庁へご挨拶

2010-03-30 23:27:54 | Weblog
 外回りで離任の挨拶回り。宮内庁にいる先輩を訪ねてみました。

 事前に訪問者登録を済ませていましたが、皇居坂下門で皇宮警察の門番を訪ねる時はちょっとどきどき。







 坂下門をくぐって見えてきた宮内庁の庁舎は昭和10年築で由緒あるものです。

 訪ねた先輩は快く迎えてくれて、少しだけ周辺を案内してくれました。

 皇居二重橋も渡りましたが、なぜ二重橋というのかよく分かりません。私など手前の眼鏡橋を二重橋だと思っていました。

「なぜこれが二重橋なんですか?」
「この橋は前の橋よりかなり高いところを渡っているだろう?昔この橋が木橋だった時代はこれを一橋で渡すことができなくて、まず低いところに橋を架けて、その上にもう一つ橋を乗せて渡っていたんだそうで、そこから二重橋という名前になったと聞いている」
「ほー、勉強になりました」





 この管理区域内には伝統ある盆栽が数多くあって、その世話も宮内庁の職員が行っているそう。

「はあー、一番古い盆栽となるとどれくらいなものですか?」
「そうだなあ、樹齢600年くらいのものがあるよ」

「600年ですか!」
「三代将軍家光が好んだことから『三代将軍』という銘の盆栽もあるし」

 いやはや、歴史と伝統を継承する皇室の凄さが改めて分かりました。

 挨拶で回って良いものが観られました。
コメント
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