もう1年前の昨年の1月にインプラント治療をした段階で歯医者さんから「この領収書は医療費還付の対象になりますから大切に保管してくださいね」と言われて以来、領収書を後生大事に保管し、このたび電子確定申告e-taxに挑戦しました。
普通のサラリーマンは職場が源泉徴収手続きを全てしてくれるので、普段は税金のことなどまったく考えないものですが、医療費還付で少しはお金が手元に戻るのではないかという強い期待感に裏打ちされてやってみる気になったもの。
事前準備としてe-taxに必要な住基カードを取得してさらにカード読み取り器も購入し、着々と準備を進めてきましたが、これだけでも結構な負担感があります。しなくて済むんだったらそれに越したことはないと思えてきそうです。いかんいかん、何事も実践あるのみが我が信条でした。
さて、事前準備で用意するものは揃えたし、領収書や源泉徴収票なども手元にある、というわけでいよいよネット上での入力と書類提出の段です。
実はe-taxで書類を提出するやり方には二通りあるということも実際やってみてわかりました。一つは国税庁提供のソフトをダウンロードしてそれで書類を作成するやり方。もう一つは国税庁のホームページ上の確定申告書等作成コーナーを利用するやり方です。
私も両方やってみましたが、前者のダウンロードするソフトはまったく使い物にならないことが分かりました。そこでホームページ上で数字をどんどん入力するという後者のやり方を選択です。
ところで、医療費還付でお金が戻るだろうと高をくくって始めたこの作業ですが、実は私の場合、あちこちでの講演会や各種試験の技術協力などで雑収入がある程度あって、これもまた確定申告の必要があることが分かりました。こうなると確定申告を怠ると脱税です。還付金が戻ってくるのかそれとも追徴になるのか分かりませんがやらざるを得ない立場になりました。まさかここまできて「まったく知りませんでした」と言って許してもらおうとも思わないし、なにはともあれやってみるしかありません。
* * * * *
実際にパソコンに金額を打ち込む作業を始めてみると、収入から控除を差し引いて残りに税率をかけて税金を計算し徴収するという基本的な考え方に慣れるまでに時間がかかりました。
毎年年末に源泉徴収表を渡されていましたが、そこに書かれている数字の意味が改めてやっと分かりました。ホームページの入力画面では、源泉徴収票と同じデザインのところに窓が空いていて数字を書き込むようになっているので源泉徴収票の数字をそのまま打ち込めばよく、比較的分かりやすく作業が出来ました。
雑収入も、どこからいくらもらったかを一件ずつ入れてゆきますが、ときどき年度末にそうした雑収入の支払い調書が来いていたのは本来こういうことに使うためだったのですね。。
最後に医療費還付の数字も打ち込みます。直接書類を郵送する場合には領収書を添付しなくてはいけないのですが、e-taxの利点は領収書の添付がいらないこと。申請だけして領収書は3年間保管しておけばよいのです。
これだとかかった費用を水増しすることも可能なように思いますが、良心に訴えかけつつ、もしかしたら調査もあるかもしれないという刃をキラッと見せているということでしょうか。
画面の意味を理解しながら作業をすること数時間、ようやく確定申告額が確定しました。全部で数千円の追徴という結果です。もらえるどころか追徴とは・・・、とほほ。
しかし、本来還付されるはずのお金と、もっと多額に納めなくてはいけなかった追徴部分を相殺してのこの金額ですから、まあほどほどのところで済んだという印象です。
さて、いよいよこれを税務署に提出できるところまで作業が進んで、一応ここまでの作業状態を保存しておくことに。「保存する」というボタンがちゃんとあるので安心してそこをポチッと押して保存完了。さて、念のために開いてみようとすると・・・、なんとこれが開けない!
入力作業は一からやり直しになるし、こりゃ参った。しかも何度やっても最後の保存が出来ません。全体構成の把握や入力の仕方は分かってきただけに、最後の保存・送信ができないというのが悔しいです。
今日はもう時間切れ。原因が分からないと言うのは頭にきますが仕方がない。明日会社の地下の確定申告コーナーで訊いてみることにします。
普通のサラリーマンは職場が源泉徴収手続きを全てしてくれるので、普段は税金のことなどまったく考えないものですが、医療費還付で少しはお金が手元に戻るのではないかという強い期待感に裏打ちされてやってみる気になったもの。
事前準備としてe-taxに必要な住基カードを取得してさらにカード読み取り器も購入し、着々と準備を進めてきましたが、これだけでも結構な負担感があります。しなくて済むんだったらそれに越したことはないと思えてきそうです。いかんいかん、何事も実践あるのみが我が信条でした。
さて、事前準備で用意するものは揃えたし、領収書や源泉徴収票なども手元にある、というわけでいよいよネット上での入力と書類提出の段です。
実はe-taxで書類を提出するやり方には二通りあるということも実際やってみてわかりました。一つは国税庁提供のソフトをダウンロードしてそれで書類を作成するやり方。もう一つは国税庁のホームページ上の確定申告書等作成コーナーを利用するやり方です。
私も両方やってみましたが、前者のダウンロードするソフトはまったく使い物にならないことが分かりました。そこでホームページ上で数字をどんどん入力するという後者のやり方を選択です。
ところで、医療費還付でお金が戻るだろうと高をくくって始めたこの作業ですが、実は私の場合、あちこちでの講演会や各種試験の技術協力などで雑収入がある程度あって、これもまた確定申告の必要があることが分かりました。こうなると確定申告を怠ると脱税です。還付金が戻ってくるのかそれとも追徴になるのか分かりませんがやらざるを得ない立場になりました。まさかここまできて「まったく知りませんでした」と言って許してもらおうとも思わないし、なにはともあれやってみるしかありません。
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実際にパソコンに金額を打ち込む作業を始めてみると、収入から控除を差し引いて残りに税率をかけて税金を計算し徴収するという基本的な考え方に慣れるまでに時間がかかりました。
毎年年末に源泉徴収表を渡されていましたが、そこに書かれている数字の意味が改めてやっと分かりました。ホームページの入力画面では、源泉徴収票と同じデザインのところに窓が空いていて数字を書き込むようになっているので源泉徴収票の数字をそのまま打ち込めばよく、比較的分かりやすく作業が出来ました。
雑収入も、どこからいくらもらったかを一件ずつ入れてゆきますが、ときどき年度末にそうした雑収入の支払い調書が来いていたのは本来こういうことに使うためだったのですね。。
最後に医療費還付の数字も打ち込みます。直接書類を郵送する場合には領収書を添付しなくてはいけないのですが、e-taxの利点は領収書の添付がいらないこと。申請だけして領収書は3年間保管しておけばよいのです。
これだとかかった費用を水増しすることも可能なように思いますが、良心に訴えかけつつ、もしかしたら調査もあるかもしれないという刃をキラッと見せているということでしょうか。
画面の意味を理解しながら作業をすること数時間、ようやく確定申告額が確定しました。全部で数千円の追徴という結果です。もらえるどころか追徴とは・・・、とほほ。
しかし、本来還付されるはずのお金と、もっと多額に納めなくてはいけなかった追徴部分を相殺してのこの金額ですから、まあほどほどのところで済んだという印象です。
さて、いよいよこれを税務署に提出できるところまで作業が進んで、一応ここまでの作業状態を保存しておくことに。「保存する」というボタンがちゃんとあるので安心してそこをポチッと押して保存完了。さて、念のために開いてみようとすると・・・、なんとこれが開けない!
入力作業は一からやり直しになるし、こりゃ参った。しかも何度やっても最後の保存が出来ません。全体構成の把握や入力の仕方は分かってきただけに、最後の保存・送信ができないというのが悔しいです。
今日はもう時間切れ。原因が分からないと言うのは頭にきますが仕方がない。明日会社の地下の確定申告コーナーで訊いてみることにします。