北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

50年前の縁が繋がるとは

2015-04-21 23:32:00 | Weblog

 職場の有志で夜の飲み会。

 南稚内駅周辺にはオレンジロードという一応の繁華街があって、そこで会合を持つことが多いのですが新装開店のお店で大いに飲んで語り明かしました。

 我々が飲んでいる傍でカウンターに我々とは別に年配の常連客がいたのですが、酔っぱらった勢いでその方につい話しかけてしまいました。

 身の上話をする中で、「実は私は父に連れられて2歳から8歳まで稚内に住んでいたんです。父は豊富でのサロベツの農業開発事業に従事していたんです」と言うと、その方が、「今話を伺うと、私の兄がその時にその事務所で働いていたんじゃないかと思うんです」と言い始めました。

 そんな偶然があるものか、と思って酔った勢いで札幌の父に電話をして、「当時、サロベツの事務所にMさんという方がいたのを覚えているかい?」と尋ねると、「ああ、いたなあ」とのこと。

 その一方でMさんもお兄さんに電話をしてくれて、「50年前の当時、サロベツの事務所の小松さんという方がいたのを覚えているかい?」と尋ねたところ、「ああ、覚えているよ。よく麻雀をしたなあ」と言っていたとのこと。

 Mさんと私で、「いやあ不思議なご縁ですが、なんだか繋がりましたねえ」と大笑い。

 50年前に稚内に住んでいたということが、こんなところで不思議な縁で繋がるとは思いませんでした。

「お兄さんにお伝えください。そのときの小松の息子が今稚内で勤めていますよ、と」 そう伝えてMさんとは別れましたが、またお会いできる日も近そうです。

 とんだ偶然で、50年という時間の流れが不思議な縁で結ばれました。

 飲み会の醍醐味って、自分が楽しいだけじゃなくて実はこうした偶然の出会いにあるのじゃないかと思いました。

 人の世の中って面白いものですねえ。

 
       ◆   


 南稚内駅で飲んだらシメはやっぱり「庄内食堂」。

 黒ずんだおでんとさっぱり塩味のラーメンは稚内市民のソウルフードかもしれません。

 ごちそうさまでした。

コメント
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