今年で第五回となる『北オホーツク100kmマラソン大会』の事務局の方たちが、挨拶と協力依頼を兼ねて訪ねて来られました。
100kmマラソンと言えば、日本で最初に行われた本家の『サロマ湖100キロウルトラマラソン』があって、こちらはもう今年で30回を数えます。
しかも『サロマ湖100km』が北見市、佐呂間町、湧別町と言う三つの自治体にまたがって開催され多くの応援団が期待できるのに対して、『北オホーツク100km』はほとんどが浜頓別町エリア内(一部猿払村)で開催されるので自治体の応援の数が限られます。
参加者数も『サロマ湖100km』には到底かないませんが、その代わり、回を重ねるごとに地元の理解と協力の姿勢が深まってきて、沿道の応援やボランティアスタッフの心温まるもてなしは比類がなく、参加者からの評価はとても高いそう。
信号を止めてランナーを優先するようなオペレーションも行っていないので、正確な記録を出すような計測はなくてランナーは信号待ちをすることもあり(笑)。
でも慣れた参加者は信号が変わるタイミングを見計らって事前にスピード調整をしてくれるようになるとか。郷に入っては郷に従え、です。
◆
この大会、今年は7月26日という7月末に開かれますが、本家の『サロマ湖手…』は6月下旬に開催されます。
さすがに100kmマラソンともなると、完走できない人も続出するようですが、なかにはここで完走できなかったリベンジを『北オホーツク…』の方で果たそうという人もいるようで、距離が長いマラソンにはランナーを惹きつける魔力があるようです。
浜頓別ともなると、自分の居住地から一泊程度で来られるというところは少なくて、ツアーに乗っかって家族連れで二泊~数泊という方も多いそう。
北北海道の夏の風物詩である『北オホーツク100kmマラソン大会』。脚に自信のある方は是非浜沿いの花々を見ながらのマラソンに挑戦してみてください。