稚内もいよいよ今日から本格的な行楽の始まり。市内の観光施設が今日から開園です。
市内の観光施設がどんなものかと、自転車を繰り出して行ってみました。
まずは青少年科学館と寒流水族館。これらは同じ入場券で両方見ることができますが、今日は千円で年間パスポートを購入。誰かが遊びに来た時に案内しやすくなります。
科学館では久しぶりにプラネタリウムを観望。プログラムは春の星座の物語でしたが、稚内や離島は星空がとても綺麗ですよ、と教えてくれる人がいたので、本物の星空も楽しみです。
また今日は水族館の隣にある稚内灯台が一般公開をしていました。入り口から158段の階段を上がるとそこには巨大なレンズが二つあって、これが20秒に一周して遠くから見ると明滅しているように見えるとのこと。晴れていれば33kmの遠くからでも見えるそうですよ。
今日はガスがかかっていて、天売・焼尻はおろか利尻・礼文も見えなくてちょっと残念でした。
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帰る途中でやはり今日から開園の開基百年記念塔と北方記念館へも立ち寄ってきました。
記念塔は標高200m位の高台にあって、標高30mあたりの道路からはものすごい坂道。途中は風が強くなり、さすがに自転車に乗ったまま上りきることができず押して上がる羽目になりました。
塔の上からはやはりガスがかかっていて遠くの眺望を楽しむことはできませんでしたが、一階にある北方記念館は見ごたえがあります。
特に間宮林蔵の樺太と大陸までの探検や蝦夷地測量などの資料が多く、興味のある私には興味深くて時間の過ぎるのを忘れてしまいました。
また、日本の統治下にあった南樺太の様子を伝える資料も満載で、カラフトとの玄関口である稚内らしさが実によく出ていると思います。
こちらは年間パスポートがないので残念ですが、あったとしてもあの坂を毎回自転車で上って通うのはちょっと辛いだろうなあ(笑)。
稚内のマチを改めて堪能しました。