北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

九年前の名刺

2015-04-06 22:36:59 | Weblog

 時間を作って稚内市内でのあいさつ回りを始めました。

 稚内は過去に何度か出張で訪ねたことがあって、そのときに何人かの方に案内をしていただきました。

 今回市内あいさつ回りである金融機関の理事長をお訪ねしたところ、「やあ、お久しぶり、お待ちしていましたよ」と迎えてくれました。

 こちらは(あれ?どこかでお会いしたことがあったんだったっけ…?)と思い出せずにいたのですが、先方は「今日来られるというので探したら、九年前にお会いした時の名刺が出てきましたよ」とのこと。

「稚内東小学校へ入られて、高校は旭川なので私の子供の先輩ですが、大学では私の方が先輩ですね」とにこやかにおっしゃいます。

「確かに私は稚内日が小学校へ入りましたが、九年前の名刺と言うことで、その時に私が話したことを覚えていらっしゃったのですか?」
「いえいえ(笑)、当時のメモにそう書いてありました。私としては印象的な出会いだったんですよ」

 いくら印象的だったとはいえ、私もさすがに九年前の名刺は持ち合わせていません。

 人との出会いをこんなに大切にする方がいるものか。組織のトップに立つ方と言うのはこういうことの大切さをしっかりと考えて実践されているのだな、とちょっと鳥肌が立ちました。

 その後も稚内の今後のビジョンについて熱く語られて、こちらも大いにインスパイアされる素敵な時間でした。

 今日は挨拶だけだったので短時間の意見交換でしたが、次回にお会いできる日が楽しみです。

 人との出会いをこのくらい大切にする方もいるんだと、改めてショックを受けた今日のあいさつ回りでした。
 

コメント
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