今日から明日は、名寄~美深~幌加内~旭川~富良野方面をまわる出張です。
地域を支える企業さんを訪問して、地域事情を聴いて回れるのはある意味楽しい仕事でもあります。
幌加内町で地元の企業をお訪ねしたときの話題は当然蕎麦談義。
「実は私、北海道そば研究会の一員として、新そば祭りのときはブースの中にいたんですよ」と言うと、長年地元の幌加内にいる先方が「あれ、そういえば『この方は開発局さんですよ』と小松さんを紹介された覚えがあります。今思い出しました」と言われました。
地元の建設業ゆえに新そば祭りのお手伝いを長年やられているとのことでしたが、その過程で私ともすれ違っていた模様。
蕎麦の力おそるべし、です。
「そば祭りでは、幌加内高校の子供たちが打つ蕎麦が大人気で、全道各地からも蕎麦の会のブースをしり目に一番長い待ち行列が出来るんですよ」
「そうですね。幌加内高校では、そばの麺だけではなくて汁作りからいろいろな種類の蕎麦料理までできるようになるために調理師も雇っているそうですよ」
「なるほど」
「でもそれを発表する場所がないんです。そこで、最近三笠高校で『高校生レストラン』が大人気なのに目をつけて、そばを持ち込んでコラボ料理を出したりもしているそうですよ」
蕎麦打ちの技術が、美味しい料理として地域の喜びにつながると良いですね。
幌加内町の山も秋が深まっていました。