都市計画学会の理事会があって日帰りで上京してきました。
会議前に少し時間があったので、神田から秋葉原周辺のまちなみを見学。
(そういえばまだ行ったことがなかったなあ)と、神田まつやのお蕎麦を食べてきました。
店構えは決して大きくないので小さな店かと思いきや中は案外広くて、お昼前の混む時間帯だったのですぐに相席へ案内されます。
目の前の御仁はお昼からお銚子を二本空けて赤い顔。これもまた江戸の風情でしょうか。
まつやの蕎麦は田舎蕎麦のような青い蕎麦で風味が豊かで甘さも感じられます。
汁も出汁がたっぷり出ていて旨い。
店内の一角では蕎麦職人さんが蕎麦きりに励んでいましたがリズミカルで早いこと。
それでこれだけの細さと角を出せるのですから上手なものです。
なるほど名店の名に偽りはありません。
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(そういえば交通博物館も廃止になったんだな)と思い出して、昔の交通博物館の跡地へ行ったところ、なんとそこには20階建ての高層ビルが既に建っていました。
JR高架下は「マーチエキュート」という商業施設に変貌していて、これも都会的なセンスで素敵です。
やはり都会はちょっと見ていないとすぐに変貌してゆきますし、そのエネルギーが魅力です。
歴史と伝統と新たな変化が調和する東京は、確かに魅力に満ちた町だと実感しました。