北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

父の卒寿の誕生祝

2020-05-01 22:16:22 | フライフィッシング

 

 今日は父の90歳の誕生日。

 二日間ずっと家を出ていませんでしたが、まあここはお祝いのお届け物くらいしようと、近くにできた「増田いなり」さんで稲荷寿司の詰め合わせを買って実家へもってゆきました。

「お誕生日おめでとう」というと「へへ、卒寿になりました」とにっこり。

「お祝いにお稲荷さんを持ってきたよ」
「ありがとう、入んな」

「いや、一応自粛して玄関先で失礼するよ。最近変わったことはないかい?」

 そう訊くと、「そうそう、夕貴ちゃん(先日結婚した娘=孫)のお祝い返しでカタログが来たけれど、これにしたよ」と玄関をごそごそやって隅に置いてあった手押し車を見せてくれました。

「杖だったら片手しかつけないけど、これだったら押して歩けるし、疲れたら座ればいいしさ」
「あ、いいね。これを使って歩いて買い物に行ってるの?」

「うん、椅子の座るところに買い物したものが入るのさ」と嬉しそうです。

 母は来週87歳になりますが、両親ともいまだに介護一つ受けておらず、助けを借りずに二人して日常の暮らしを続けられているのは我が親ながら立派です。

 一般には健康寿命は平均すると70代前半ということですが、夫婦で支え合いながら自立してくれているのは子供の立場からもありがたいことです。

 親孝行という言葉はあるけれど、歳を取ったら健康でいることが子供孝行でもあるのだと。

 まずはコロナを移されないよう、移さないようにしてこの苦難の時期を乗り越えたいものです。

 親父も90歳かあ、自分は生きていられるかなあ(笑)。

 

コメント
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