洗車や車の掃除をする役目は私。
車を洗うと溜まるのが汚れた布です。
汚れた布を洗うのはずっと手洗いでやっていたのですが、布が溜まるとこれが結構面倒くさいもの。
そうかといってさすがに家の洗濯機で洗うわけには行かないので、以前から妻には「モーターがついて洗濯ができる洗濯バケツを買って欲しい」とねだっていたのですが全く無視されていたのです。
しかもネットショッピングサイトを見ていても、この手の洗濯バケツでも1万円くらいするのでなかなか手が出ないのでした。
それがこのコロナ騒ぎの巣ごもり中にネットでついに良さそうなものを見つけました。
それがこれ、「どこでもUSB洗濯機『ちょこっとウォッシュ』」。
面白いものからくだらないものまで数多くのアイディア商品を世に提供してくれている「サンコーレアモノショップ」の商品です。
この手の小電力を使っていろいろなアイディアを実現してきたサンコーレアモノですが、USB電源という味方を得ていよいよ発想が広がっているように思います。
さてこの「ちょこっとウォッシュ」ですが、要はバケツなどの中に取り付けてUSB電源でモーターを回し水流を起こし洗濯をするという、まさに私が求めていた商品。
しかもお値段が3千円ほどとリズナブルなうえに、すでに持っているバケツを使うことができるのでコスパもよろしいのです。
今日は家についている掃除用の陶器製シンクの中に取り付けて、1枚だけあった汚れた布を洗ってみました。
説明書には、「バケツ等の底に貼り付けると洗濯ものが絡まる恐れがあります」とあったので、横の壁に添付の両面吸盤で取り付けます。
電源はスマホ用にもっている10000mAhの携帯用電源を使いましたが、USBコンセントでももちろんOKです。
スイッチはないので電源にUSBの差し込みを入れたところで動き始めます。
洗濯機用のモーターらしく、15秒ほど順回転をしたところで一度止まって逆回転を始めます。
そしてそれが5分続いたところで振動モードが1分間続きます。
実際に洗濯をするときは、あらかじめ洗剤液に汚れ物を浸けおく方が汚れが落ちそうですね。
上記の動きを規則正しく繰り返して、30分経ったところでモーターは自動的に止まります。
一応ちゃんとした水流ができるので、洗濯にはなった気がします。
40分ほど洗濯とすすぎをしたところで電源の残量は、100→78でした。
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るんるん気分で居間に戻ると、妻がちょっと不機嫌な顔をしています。
「どうしたの?」
「あのモーターの音が癇に障って嫌な感じ。夜にやるのは止めて欲しいです」
なるほど、モーター音がちょっと甲高い感じのシャーッという音だったのが気になったようで、さらには振動モードの時の振動が下から突き上げるように響きました。
やはり家のシンクではなくてバケツを使って外で洗う方が良いかもしれません。
この商品、別に汚れ物だけではなく、出張や旅先にUSBで下着などを洗うのでも良いとのことですが、ホテルや旅館だとちょっと音が迷惑かな。
しかしこれで車のメンテナンスにやる気が出てきました。
サンコーレアモノショップ、なかなか侮れません。