コロナ自粛モードだし朝から雨だしで、一日家で過ごすことに。
こういうときこそ普段は『時間がない』とかいって手にしないことをしてみようと、初めてのフライづくりに挑戦しました。
普段通り朝6時に起きてまだ寝ている妻を横目に自分の部屋へ行ってコーヒーを片手に作業開始。
ネットを見ているといろいろな先達が様々な工夫をしているのですが、今回は直接針に糸を巻き付けずに先に"中空のボディ"を作るというやり方です。
細いゼムクリップに繊維を巻き付けて、速乾性マニキュアと紫外線で固まるレジンを大量に使って虫のしっぽに相当する部分を造作。
同じ方向に巻いただけではひねりに弱かったのであるところから反対周りにも巻いたりしてとにかく自分なりの工夫が満載のパーツ作品。
高い材料を買えばそれなりに作れるやり方もネットにはたくさんあるのですが、それをいかに安い材料で作るか、というのも自作フライの魅力の一つです。
で、これを卵型の針に取り付けて後は適当にその辺のマテリアルで造作して完成です。
耐久性があるのかどうかも、魚が本当に食いつくかどうかも使ってみないとわかりません。
一回食いつかれたらもう壊れそうですし(笑)そうしたらまた改善への意欲が増すというものです。
まあ全部が適当なのですが、相当脳と手先を使って我を忘れる時間というのは久しぶり。
だんだんこういう我を忘れるような時間の使い方をすることってなくなってきたので良い時間でした。
さて、一生使う分巻いちゃうか!