昨夜は北九州市の八幡エリアで北部九州の旅の三日目。
今日は北九州市の小倉城からスタートです。
お城の目の前にあるリバーウォーク北九州に車を停めて、八坂神社から小倉城へとめぐります。
小倉城は細川忠興が創建した城ですが、昭和30年代にコンクリートで再建したときにはかつての外観とは異なる形になっているのだそう。
お城の中は、小倉城や細川家、そして宮本武蔵、佐々木小次郎などの説明があって歴史博物館のようになっていて、九州の歴史に疎い私には見ごたえがあります。
春の桜が満開の頃はきれいだろうな、と想像しつつ、お城のある町ってやはり風格を感じます。
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さて今日の最終目的地は別府ということで小倉から九州を時計回りに移動します。
次の目的地は中津城。
こちらは川から水を引き込んでお堀にしている、いわゆる水城です。
こちらも昭和30年代後半に再建されたお城ですが外観に木を使っているところが多くて古びた感じが出ています。
入り口の説明を見ると正しくは「徳川御連枝 奥平家居城 中津城」とされていて、入場料のお報せのところには「旧奥平家中津藩士の子孫の方は無料」とありました。
どうやって証明するのかな、と不思議に思いながら、子孫ではない我々は入場料をお支払いして城内へ。
こちらは黒田官兵衛が創建して細川忠興が完成させたというお城だそうですが、江戸時代中期から奥平家の居城になっていたそう。
お城の説明では黒田官兵衛の一代記が紹介されていて、関ケ原の戦いをチャンスと見て九州から天下を手に入れたかったという野望も紹介されていました。
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その後には我が国に4万以上あると言われる八幡神社の総本社です。
国宝に指定されている本殿三棟は残念ながら修復中という事でその全貌は見られませんでしたが広大な境内と荘厳なお社に心洗われました。
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いよいよ別府に到着。
こちらでは大学の先輩で、かつて国営公園の管理でもお世話になった方がいてぜひ会いたかったのです。
別府には庁内に一か所と言っても良いくらいの共同浴場があり、先輩はお爺ちゃんの頃からあった共同浴場を建て替えたところで、訪ねるなり「まあひと風呂浴びてください」とお風呂を案内されました。
共同浴場と言っても一人か二人が入ればもうそれで一杯というくらいで源泉かけ流し。
溜まったお湯で体を洗って湯につかるというだけのお風呂ですが、自宅でのもてなしがお風呂をどうぞ、というのはさすが別府です。
夜は地元の食材で会食をさせていただき、明日は現地をご案内していただく予定です。
本格的な別府観光も楽しみです。