2月20日に北海道都市計画協会に招かれて、「スローライフのまちづくり」についてお話をしてきます。
呼んだ方は、スローライフというテーマをどう生み出して、どう活用しているのか、というあたりのことを聞きたいような様子。なるほど、「スローライフのまちづくり」でどんな市行政ができるのか、と思うと興味深いことかもしれません。
掛川を離れてからもう3年になろうというのに、いまだに私が掛川での経験を話すために呼ばれるというのも面白いですね。まあ、呼びやすいと言うこともあるのでしょうが。
※ ※ ※ ※
そこで改めて昔使ったパワーポイントファイルなどを引っ張り出して、時点修正を加えたり最近の掛川での取り組みなども紹介しながらこの連休を使って資料作成をしています。
資料を作りながら、忘れかけている榛村さんのセリフや説明を思い出すのに、榛村さんの著書を取り出して改めて読んだりしていますが、今読んでも新鮮な感じがして懐かしくなります。
独特の榛村流表現や課題のまとめ方、キーワードの作り方などを見ていると、いまだにこの人を超える分析者・表現者がなかなかいないなあ、という思いに駆られます。
「観光開発・地域活性化のための15の条件」というのが出てきました。
『基本5条件』として「見・食・買・遊・美」があげられ、これはつまり名所や旧跡、美味しい名物食べ物、土産、体験などが必要だという条件のこと。
『背景5条件』として、「歴史・お祭り・人・宿・夢」があげられています。これはそのまま理解できそう。
そして『拡大5条件』と称して、「交通アクセス、周遊ルート、国際、学術、近者喜ぶ」とされています。交通のアクセスが悪いと来られないし、来たからにはついでに回れるオプションが豊富な方がよい。
国際性や学術性という分野があればさらに集まる範囲が広がることでしょう。
最後の「近者喜ぶ」は、孔子の論語にある「近者喜べば遠者来る」をもじったもので、人を呼ぶことも考えずにまずは地元の人が楽しそうにしていれば遠くの人も面白がってやってくる、ということ。
私も最初の二つの5条件はリズミカルに覚えていたのですが、最後の5条件は覚え方のリズムが悪くてすぐに忘れてしまいがちでした。改めて本を読み返して思い出した次第です。
※ ※ ※ ※
今見てもなかなか新鮮で今でも真実をついています。しかしこれを与えられたからには、これをさらに発展させるだけの構想力をもって世の中を眺めなくてはなりません。いつまでも感心している場合ではないのです。
後進の者は、先人の業績を超えることを目指さなくてはね。しかし山は高いなあ。
呼んだ方は、スローライフというテーマをどう生み出して、どう活用しているのか、というあたりのことを聞きたいような様子。なるほど、「スローライフのまちづくり」でどんな市行政ができるのか、と思うと興味深いことかもしれません。
掛川を離れてからもう3年になろうというのに、いまだに私が掛川での経験を話すために呼ばれるというのも面白いですね。まあ、呼びやすいと言うこともあるのでしょうが。
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そこで改めて昔使ったパワーポイントファイルなどを引っ張り出して、時点修正を加えたり最近の掛川での取り組みなども紹介しながらこの連休を使って資料作成をしています。
資料を作りながら、忘れかけている榛村さんのセリフや説明を思い出すのに、榛村さんの著書を取り出して改めて読んだりしていますが、今読んでも新鮮な感じがして懐かしくなります。
独特の榛村流表現や課題のまとめ方、キーワードの作り方などを見ていると、いまだにこの人を超える分析者・表現者がなかなかいないなあ、という思いに駆られます。
「観光開発・地域活性化のための15の条件」というのが出てきました。
『基本5条件』として「見・食・買・遊・美」があげられ、これはつまり名所や旧跡、美味しい名物食べ物、土産、体験などが必要だという条件のこと。
『背景5条件』として、「歴史・お祭り・人・宿・夢」があげられています。これはそのまま理解できそう。
そして『拡大5条件』と称して、「交通アクセス、周遊ルート、国際、学術、近者喜ぶ」とされています。交通のアクセスが悪いと来られないし、来たからにはついでに回れるオプションが豊富な方がよい。
国際性や学術性という分野があればさらに集まる範囲が広がることでしょう。
最後の「近者喜ぶ」は、孔子の論語にある「近者喜べば遠者来る」をもじったもので、人を呼ぶことも考えずにまずは地元の人が楽しそうにしていれば遠くの人も面白がってやってくる、ということ。
私も最初の二つの5条件はリズミカルに覚えていたのですが、最後の5条件は覚え方のリズムが悪くてすぐに忘れてしまいがちでした。改めて本を読み返して思い出した次第です。
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今見てもなかなか新鮮で今でも真実をついています。しかしこれを与えられたからには、これをさらに発展させるだけの構想力をもって世の中を眺めなくてはなりません。いつまでも感心している場合ではないのです。
後進の者は、先人の業績を超えることを目指さなくてはね。しかし山は高いなあ。