こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

緑金書房午睡譚

2012-08-28 00:00:00 | 未分類
篠田真由美さん『緑金書房午睡譚』を読みました。

ある出来事から高校を休学している木守比奈子は、父が一年間イギリスに行くことをきっかけに、
母の親戚の月島にある古書店を住み込みで手伝うことになった。

その古書店、緑金書房は、猫が喋ったり魔女が住んでいたりとなかなか不思議なところだ。
ここで仕事を手伝ううちに、比奈子は古書店で働きたいと望むようになる。
しかし、緑朗さんはたくさんのことを隠しているらしく、それにも苛立つようになる。

比奈子が経験する多くの不思議。
あちらとこちらの関係。
比奈子の血筋が関係しつつも、日常と地続きの馴染みやすい素敵なファンタジーです。

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『ベヒモス』スコット・ウエスターフェルド

2012-08-26 19:40:14 | 本と雑誌
ベヒモス ―クラーケンと潜水艦― (新ハヤカワ・SF・シリーズ) ベヒモス ―クラーケンと潜水艦― (新ハヤカワ・SF・シリーズ)
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2012-06-08

イギリスなど遺伝子操作を駆使する<ダーヴィニスト>とドイツら機械工学を発展させた<クランカー>
とうとう、この二つの勢力が世界大戦に突入した。
一方、一応中立派のオスマン帝国・イスタンブールにおいて、公子アレックはリヴァイアサンから逃亡。
ミスター・シャープことデリンは、極秘任務で同じ地に降り立つ。

二人の友情が、読んでいて清々しいのは当然ですが、神出鬼没のエディ・マローンなど、魅力的な脇役も色々と楽しませてくれます。
そんな多くの魅力的な人々に囲まれながら、デリンとアレックがどう成長していくのかが楽しみです。

あと、デリンもいい加減アレックに正体を明かしてもいいんじゃないかと思うのですが、あの時代では、男勝りの女性というのは認め難かったでしょうし、友情が壊れるのが怖いんですかねー。

色んな意味で、今後の展開が気になるところです。

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ベヒモス

2012-08-26 00:00:00 | 未分類
スコット・ウエスターフェルドさん『ベヒモス』を読みました。

イギリスなど遺伝子操作を駆使する<ダーヴィニスト>とドイツら機械工学を発展させた<クランカー>
とうとう、この二つの勢力が世界大戦に突入した。
一方、一応中立派のオスマン帝国・イスタンブールにおいて、公子アレックはリヴァイアサンから逃亡。
ミスター・シャープことデリンは、極秘任務で同じ地に降り立つ。

二人の友情が、読んでいて清々しいのは当然ですが、神出鬼没のエディ・マローンなど、
魅力的な脇役も色々と楽しませてくれます。
そんな多くの魅力的な人々に囲まれながら、デリンとアレックがどう成長していくのかが楽しみです。

あと、デリンもいい加減アレックに正体を明かしてもいいんじゃないかと思うのですが、
あの時代では、男勝りの女性というのは認め難かったでしょうし、友情が壊れるのが怖いんですかねー。

色んな意味で、今後の展開が気になるところです。

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『赤ちゃんはまだ夢の中』青井夏海

2012-08-23 19:37:31 | 本と雑誌
赤ちゃんはまだ夢の中 (創元推理文庫) 赤ちゃんはまだ夢の中 (創元推理文庫)
価格:¥ 714(税込)
発売日:2012-04-21

父親が、子どもが生まれることで張り切っているのに、実はその子の父親は新しい恋人だという。

出産を前に様々な問題を抱えた四つの家族を描いた物語です。
私がこの<助産師探偵シリーズ>を読むのは初めてだと思うのですが、陽菜ちゃんのおせっかいぶりに呆れつつも、うらやましく思いました。
人というのもを、心から信じているからできることですよね。
そんな陽菜ちゃんだから、聡子さんや明楽先生も手助けしようと思うわけで、なおさらいいなと感じました。

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赤ちゃんはまだ夢の中

2012-08-23 00:00:00 | 未分類
青井夏海さん『赤ちゃんはまだ夢の中』を読みました。

父親が、子どもが生まれることで張り切っているのに、実はその子の父親は新しい恋人だという。

出産を前に様々な問題を抱えた四つの家族を描いた物語です。
私がこの<助産師探偵シリーズ>を読むのは初めてだと思うのですが、
陽菜ちゃんのおせっかいぶりに呆れつつも、うらやましく思いました。
人というのもを、心から信じているからできることですよね。
そんな陽菜ちゃんだから、聡子さんや明楽先生も手助けしようと思うわけで、
なおさらいいなと感じました。

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