こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

2025年2月22日 春風亭昇太独演会 in 井筒屋パステルホール

2025-02-23 20:40:54 | 落語
昨日、春風亭昇太さんの独演会に行ってきました。

何でも、主催の「古典落語を守る会」が50周年を迎えられた記念の落語会との事。
記念のお菓子をいただきました。

いつもは井筒屋の焼き印が入っていますが、50周年記念の焼き印が入った特別製です。白あんで美味しかったです。

昇太さんの会ではいつも、師匠ご自身が開演前に私服で舞台に出てこられてひとしきり・・・前説なんですかねえ?
携帯の電源を切ってほしい理由など、笑わせながら説明されます。
今回も、なぜ噺のいいところになると携帯が鳴り始めるのかというと、車を持たなかったり免許返納した高齢者の方々が、仲入りの時に電源を入れ「もうすぐ終わるから迎えに来て」と連絡したまま切り忘れた上に、到着した運転手になるご家族が「着いたよ」と連絡してくるからだと説明なさっていました(^_^;)
・・・そうかも?w

開口一番は、昇太さんの弟子の中でも秘密兵器?
田川出身の昇吾さんです。
「犬の目」を話してくださいました。

昇太さんは「時そば」
最初にそばを食べる男は、大抵、そばの出汁から箸、器から色々と褒めるのですが、今回はちょっと違いまして看板こそ褒めますが、あとは食べることに専念します。
それよりも見本を見せられた与太郎的男が、翌日に別の蕎麦屋の前で一人二役を演じ、気味悪がられるところが面白かったです。
落ちは基本的にはいつも通りですが、違った笑いが楽しめました。

仲入りがありまして、そこでは恒例のサイン色紙プレゼント抽選会。
半券を引いて当選者を決めています。
これもワクワクして楽しいですよ。

続いては音曲の桂小すみさん。
伊勢音頭など三味線と伸びやかな歌声で聴かせてくださいます。
実は東京芸術大学でフルート専攻されていて、ウィーンに留学までなさっていたという異色の方。
なぜか尺八で「アメイジンググレイス」を吹いてくださいました。
これも気持ちよく聴けて、楽しい時間でした。

最後は再び昇太さんの「貧乏神」
貧乏神がとりついた男がとんでもないろくでなしで、貧乏神がお人よしなところも面白い、いい噺でした。
 
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