K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

法然と親鸞

2011年12月2日(金)曇り


東京国立博物館の法然と親鸞が4日で終了ということで、「早来迎」「山越阿弥陀」の実物を見たいと思い上野まで行ってきました。金曜日は20時まで開館しているので、仕事を終ったあと、タヌキと四谷で待ち合わせました。腹がへっては・・・おちおち鑑賞もできないし、食事をしていたら、閉館しちゃうし・・真っ暗闇の上野公園だったので、道々あんパンをぱくついちゃいました。











法然、親鸞に関係する史料をたくさん展示していました。

「法然上人絵伝」のなかで法然さんのお父さん漆間時国が日ごろから反目していた敵の源内武者明石定明の夜襲にあった時に、9歳の法然さんが弓で応戦する姿が可愛く描かれていました。漆間時国は負傷して死にますが、臨終間際に法然さんを呼び寄せ、「決して仇を討ってはいけない。仇は仇を生み、憎しみは絶えることがなくなってしまう。それならばどうか、全ての人が救われる道を探し、悩んでいる多くの人々を救って欲しい」・・・・法然さんは15歳で比叡山にのぼり、出家します。


見たかった「早来迎」早足でしたね。13日に知恩院にお帰りになっていました。
金戒光明寺の「山越阿弥陀」も山影に去ってしまったようです。
禅林寺の「山越阿弥陀」陳列されていたので、ありがたく拝みました。


鎌倉の淨光明寺の阿弥陀三尊像はしっかり見ることができました。両脇時はまさに鎌倉時代の彫刻ですね。平安時代には考えられない形態です。



日本仏教史の中で法然・親鸞がどのような位置にあるか、と、いう視点で展示されていれば、多くの史料が生きてきたのではと思ながら会場を出ました。
このテーマは自分の課題かな。


すごく寒かったので、上野で「八海山」を飲んで体を温めて帰ってきました
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