蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

山葵の花が真っ盛り

2006年04月03日 | 暮らしの積み木
風はあるが暖かい晴天の月曜日
1週間以上緑を保つワサビの白い花



穂高は全国一を誇るワサビ生産地である
大王わさび農園だけじゃありませんよ、ワサビ生産農家はいっぱいありますぞ。
自身で作れないので、
花を買ってくる→愛でる→茎と葉を熱湯にひたして柔らかくする→茎と葉は”おひたし”として花かつおをふりかけて、花はてんぷらでもおいしくいただく

穂高のワサビは、年3回皇室に献上されているそうな・・・・・ということは
雅子様や愛子さん(はまだ無理かな?)と同じワサビを食していることになる
生わさびの正しいおろし方(図は「日本橋木屋」・味の道具揃え説明書から拝借)

図:左から①茎から1センチくらいのところで切る
図:左から②黒いこぶを落とす
図:左から③たわしかササラで軽く洗う(手で充分だと思うけど)

④上図右:鮫皮のおろしがね(ギョッ)で茎つき側から、直角に立て輪をかくようにおろす
砂糖少々まぶしておろすと香りがよいという通説もある

写真下:鮫皮を特殊技術で製作した絶品の本ワサビおろし(日本橋 木屋製)


サイズ(大):横8.5 縦13 厚さ1.7 センチ(ということは小もあるのでしょう)
ワサビ販売店にも他メーカーですが、よく似た商品はあります
⑤保存法
 濡れ新聞紙にくるむ。新聞は毎日代える(これが結構めんどうくさい)

以上、プレゼントの”鮫皮おろし”とお客人の時だけ採用の本わさびでウンチク垂れました

(たぶん)おいしい食べ方
①市販品があるようだが、マヨネーズに混ぜる
②ドレッシングソースでもワサビを加える
③コロッケの種を丸める前に混ぜこむ(下記写真左)
 市販のコロッケを買ってしまったら、ソースに混ぜる
④お刺身の場合は、魚にワサビをのせ、魚の身を醤油につけて食べるのがよい
⑤バター含有の少ないパンに、わさびバターを作って塗る
 (ガーリックバターがあるのだから、たぶん大丈夫!)
⑥卯の花(おから料理)に、食べる直前ワサビを混ぜると結構おいしい(下記写真右)


あくまでも好みですから、レシピについては責任を負いかねます、ハイ

余談
ここでいうワサビは沢ワサビというそうです
主流のチューブ市販品は、本ワサビをおろして混ぜているのではなくワサビダイコン
(北海道や長野県などで栽培されている)から作られている!と
静岡も長野でも産地のHPではうたっています・・・・
しかし現在台所にあるH社のパッケージには「本わさび使用」と書かれている。
はてさてどちらが正しい?
製法改善でほんのちょっぴりでも混入させれば、「本わさび使用」ということかいな。
まっ、ホンモノに勝るものなし! 栽培現場の丹精こめたご苦労を見れば
コメント
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